エミリア・ロマーニャ と トスカナ (イタリア) 1999 年 6 月
青空とドゥオモと鐘塔(フィレンツェ)今日は長い一日だった。朝から塔の街サン・ジミニャーノを見て歩き、午後には列車に乗ってフィレンツェに移動、ホテルに荷物を放り込むや否や、ウフィツィ美術館を見学。さすがに疲れたね。夕食までホテルの部屋で休憩しようよ。しかし、今日の家内はいつもに増して貪欲だ。ホテルに戻るにしても、ちょっと遠回りして、ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 あるいは 花の聖母大聖堂)を見てから帰りたいという。 3年前にドゥオモを見たときは天気が悪かった。今日は青空をバックにしたドゥオモと鐘塔を見ることが出来るね。異議はございません。 そして、青空の下のジョットの鐘塔(右の画像)。内部にある階段を登って最上階に出れば、最高の見晴らしなんだそうな。但し、その階段は 414段もあるというからねえ。 というわけで、ちょっと回り道をして、青空の下の鐘塔(右の画像)とドゥオモ(下の画像)を見て納得。おとなしくホテルに戻る。 華やかなドゥオモは明るい青空に映えるよね。でも、このフィレンツェのドゥオモ(花の聖母マリア大聖堂)は、豪華王ロレンツォ・デ・メディチの命が狙われるというパッツィ家の陰謀の舞台となったこともあるんだけどね。
余談ながら、ブルネレスキは芸術家としてだけではなく、企業家としても有能だったみたい。彼はフィレンツェの左官を起用せずロンバルディア出身の左官ばかりを使ったんだけど、その理由はストライキが少ないということだった。また、クーポラの建築現場には売店を設け、パンやワインを販売していたそうな。
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