ローマの空港での入国手続き、寄って来る白タクのおじさんイタリアの首都ローマの空港での入国手続きは簡単至極だった。入国カードの記入も不要。パスポートを見せるだけ。さっさと入国手続きを済ませ、預けておいたスーツ・ケースを受け取り、空港ビルの外へ出る。そこへ近づいてくるおじさんたち。身構える私たち。真っ先に寄って来たおじさんが言うには、「70ユーロでローマ市内まで行くよ。」って。白タクのおじさんなんだね。でも、「いらないよ。俺は正規のタクシーに乗るんだ。」と答えた私。仮に料金が安いにしても、白タクに乗るのはリスクがあるよね。 但し、イギリスの首都ロンドンに住んでいた頃、正規のロンドン・タクシーではなく、ミニ・キャブなるものに乗ることはあったんだ。といっても、ロンドンのミニ・キャブは違法ではなかった。それでもリスクが無いわけじゃなかったんだけどね。
タクシーでローマ市内のホテルに到着というわけで、白タクのおじさんたちを振り切り、正規のタクシーに乗り込み、ローマ市内へと向かう。イタリアじゃ珍しいことじゃないけど、タクシーの運転手さん、すっ飛ばす、すっ飛ばす。ところが、ローマ市内に入り、並木道を走っていた時のこと。道の真ん中にちょっとした枝が落ちていた。それを避け切れなかったんだ。枝はタクシーのボディの下に当たっちゃったみたい。そのせいかどうか、赤信号で停止する度にエンジンが止まる。無事にホテルにはたどり着いたけど、車は壊れちゃったんじゃないかな。 ちなみに、空港からローマ市内のホテルまでの料金は 60ユーロだった。あの白タクのおじさんたちの言い値の 70ユーロよりも安かったね。しかも、あの白タクの 70ユーロは下手すれば一人当たりだったかもしれない。その場合にはもっと高くついたわけだ。やはり正規のタクシーに限るよ。
ローマのテレビで観た色っぽい天気予報ローマ市内のホテルにチャック・インを済ませ、部屋に入る。まずはテレビだ。といっても、番組を観ようというわけじゃない。明日のイタリアの天気をチェックしたかったのさ。
テレビのチャンネルを回し、やがて天気予報に遭遇した。ところが、その天気予報(上の画像)の色っぽいこと。イタリアだね。ついつい天気をチェックするのを忘れて、お天気お姉さんをチェックしちゃったよ。
日本は大騒ぎ・・・私たちはローマの散歩に出発さて、アリタリア航空の飛行機の中でもらった日本のスポーツ新聞(下の画像)をホテルの部屋で読む。サッカーのワールド・カップで日本チームが決勝トーナメントに進出したということで、日本は大騒ぎになっている。
でも、この旅の当時、私はサッカーにほとんど興味を持っていなかったんだ。(今では夜中の3時に目覚まし時計で起きてでも、テレビのサッカー中継を観ることもあるんだけどね。)
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