ドゥオモ広場から見上げたアマルフィ大聖堂と鐘塔ドゥオモ広場を歩き回り、あちこちからアマルフィ大聖堂と鐘塔(下の画像)を見上げた。
そろそろアマルフィ大聖堂の入口に向かうとするかな。
階段の上にアマルフィ大聖堂の入口下の画像はアマルフィ大聖堂を正面から眺めた様子。この大聖堂は9世紀から続く歴史を持つんだそうな。つまりは、ランゴバルド族の支配者から独立した中世アマルフィが海に乗り出していく頃に建立されたんだね。
ドゥオモ広場からは62段の立派な階段を登っていく。その階段の上にアマルフィ大聖堂の正面入口が見えているよね。
間近に見上げたアマルフィ大聖堂の鐘塔アマルフィ大聖堂の階段を登れば、その途中で鐘塔を間近に眺めることが出来る。それが下の画像なんだ。
この鐘塔の建設工事が始まったのは西暦1180年のこと。当時のアマルフィはノルマン人に従属する状況にあった。そのノルマン人は多くのイスラム教徒が住んでいたシシリアをも支配していたことから、アラブ・イスラム文化に親しんでいた。そんなわけでアマルフィもアラブ・イスラム文化の影響を受けたんだけど、その代表例がタイルに装飾された鐘塔の上部なんだね。
アマルフィ大聖堂の正面ファサードそんなアマルフィ大聖堂の正面ファサードが下の画像。何度も改築されているこの建物には、ロマネスク、アラブ・ノルマン、ビザンティン、ゴシック、バロックなど様々な要素が取り込まれているんだそうな。
そんな正面ファサードの一部が19世紀末に崩壊し、西暦1891年に再建されている。そんなアマルフィ大聖堂を見上げながら、階段を登るわけだね。
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