東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第一部 ソレント・アマルフィ編

A37. 海から見るアマルフィ

小舟に乗って海の上から眺めたアマルフィ

サッカーのゲームが終わり、すぐにホテルを出た。昨日に続いて今日もアマルフィの観光だ。といっても、昨日とは趣向を変え、今日は港から小舟に乗って海に出た。

海に浮かぶ小舟の上から眺めたアマルフィの街(イタリア)

その小舟の上、海から眺めたアマルフィの風景が上の画像なんだ。アマルフィ大聖堂や鐘塔も見えているよね。

海の上から見たアマルフィの街が遠ざかっていく

港を出た小舟は、北へと向かう。その小舟の上から眺めたアマルフィの街の様子が下の画像。海と岩山に挟まれた地形がよくわかるよね。中世アマルフィが発展の舞台を海に求めたのも納得だよね。

海に浮かぶ小舟の上から眺めたアマルフィの街が遠ざかっていく(イタリア)

ところで、上の画像に写っているお二人さんなんだけど、私たちとは縁もゆかりもない。ただ、この小舟の上で私たちの席のすぐ前にいたもんだから、たまたまここでご登場となったわけだ。

アマルフィ近くに残るノルマン人の城砦

海を舞台に発展したアマルフィの街だったけど、8世紀にはイスラム教徒がスペインを征服したように、中世の地中海ではイスラムの海賊たちがあちこちを襲撃していた。9世紀にはアマルフィ艦隊は他のイタリア諸都市の艦隊と連合してオスティアの戦いでイスラム艦隊を撃ち破ったりもしている。

アマルフィ近くの海辺の岩の上に残るノルマン人の城砦(イタリア)

そんなイスラムの海賊たちに対する守りを固める為にアマルフィを従属させたノルマン人が残した城砦が海辺の岩の上に残っていたりする。小舟の上から眺めたそんな城砦の一つが上の画像なんだ。ついでながら、16世紀に入ってもイスラムの海賊はアマルフィを襲撃している。

アマルフィ近くの小さな船着場で船を降りた

やがて私たちの乗った小舟はアマルフィの北にある岩場の小さな船着場(下の画像)に到着。ここで小舟を降りる。

アマルフィ近くの小さな船着場で小舟を降りた(イタリア)

ここで私たちは更に小さな舟(というか、ボートだね)に乗り込むことになった。そのお目当てというのは ・・・ 。(次のページへどうぞ)


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