東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第一部 ソレント・アマルフィ編

A38. アマルフィ近くにあるエメラルドの洞窟

エメラルドの洞窟の中でボートに乗る

アマルフィの北にある岩場で小舟を降り、すぐ近くにある洞窟に入る。これがエメラルドの洞窟なんだそうな。

アマルフィ近くの岩場にあるエメラルドの洞窟の中で乗ったボート(イタリア)

その洞窟の中で私たちを待っていたボート(上の画像)に乗り込み、真っ暗な洞窟の奥へと進んでいった。

エメラルドの洞窟の中で見た青い光

真っ暗な洞窟の奥の海面を船頭さんがオールの先で指している。そこには青い光がおだやかな波に揺られていた。見る位置や波の加減によって変化する青い光。それがこのエメラルドの洞窟の目玉なんだそうな。

アマルフィ近くの岩場にあるエメラルドの洞窟の中で見た青い光(イタリア)

しかし、エメラルドって青だったかな ・・・ と疑問を抱いたんだけど、そんな細かいことを言うのは野暮ってもんだよね。

このアマルフィ近くにあるエメラルドの洞窟は、ナポリの近くにあるカプリ島の青の洞窟を思い出させるよね。といっても、観光地としての知名度はカプリ島の青の洞窟がはるかに上だよね。なんせカプリ島といえば、古代ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスが気に入って島全体を買い取り、第2代皇帝ティベリウスが住み着き、第3代皇帝カリグラも住んでいたことがあるという歴史ある島だからね。

太陽の光がエメラルドの洞窟の中で青く輝く

エメラルドの洞窟の中で青い光を堪能した私たちは、洞窟の入口でボートを降りる。洞窟の外の小さな船着場で小舟に乗り込み、アマルフィの港に戻るわけだ。

アマルフィ近くの岩場にあるエメラルドの洞窟の外側にある岩の亀裂(イタリア)

その小舟が上の画像の岩の亀裂の前を通過した時、ガイドがイタリア語で何か説明した。私の隣の席に座っていた御婦人の英訳によれば、この岩の亀裂はエメラルドの洞窟のすぐ外にある。そこから洞窟の中に差し込む太陽の光が、暗闇の中で青く輝くんだそうな。

ソフィア・ロ−レンの別荘

エメラルドの洞窟からアマルフィに戻る小舟の上から眺めたのが、下の画像にある岩の上の建物だった。

エメラルドの洞窟からアマルフィに戻る船の上から眺めたソフィア・ローレンの別荘(イタリア)

あの岩の上の建物は、ソフィア・ローレンの別荘なんだそうな。名高いイタリアの女優さんだよね。そのソフィア・ローレンは何度も日本に来ているらしいけど、日本の今川焼きが大好きなんだとか。


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