東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第一部 ソレント・アマルフィ編

A39. アマルフィのヨット・ハーバーのレストランでランチ

アマルフィのヨット・ハーバーのレストラン

エメラルドの洞窟からアマルフィに戻ってきた。お昼を食べるために港の向こうまで歩く。炭焼きピザの店がお目当てだった。この旅の後半で滞在するピザの本場ナポリでは、老舗のピッツェリア「ポルタルバ」ピッツァ・マルゲリータを考案した店「ブランディ」でピザを食べることになる。でも、それまで待ちきれなかったんだ。

ところがアマルフィの港の向こうの炭焼きピザの店は閉まっていた。理由はわからないけどね。仕方がないから、ヨット・ハーバーの前にあるレストラン「リド・アッズーロ」に入った。

レストラン 「リド・アッズーロ」

  • Ristorante LIDO AZZURRO
  • L.mare dei Cavalieri, 5 - 84011 Amalfi, Italy
  • Tel = 089.871384

アマルフィのヨット・ハーバーをレストランのテーブルから眺めた(イタリア)

その海に面したテーブルからの眺めが上の画像。なんせヨット・ハーバーの目の前だからね。こんな眺めを楽しみながらの昼食なんて素敵だよね。しかも、海風がさわやかで心地良いこと。

これで波音だけが聞こえる静かな午後ならば申し分なし。ところが、この日の午後は異様な雰囲気が漂っていた。私たちが食事をしている時も、時には大歓声、時には悲鳴が聞こえていた。というのも、まさにこの時、サッカーのワールド・カップではイタリアと韓国のゲームが行われていたんだ。当然ながらイタリア人たちはテレビを観ながら盛り上がっていたわけだ。

アマルフィで食べたイワシとモツァレラ・チーズのフライ

イタリア南部カンパーニャ地方ならではのドライな白ワインを飲みながら料理を待つ。最初に登場したのは、イワシのフライ(下の画像)だった。

アマルフィのヨット・ハーバーの前のレストランで食べたイワシとモツァレラ・チーズのフライ(イタリア)

見た目にはありきたりのイワシのフライかもしれない。でも、ただのイワシのフライじゃないよ。中にはモツァレラ・チーズがはさんである。それがまたワインに良く合うんだ。絶品の料理だったね。

レモンのタリアリーニ

続いては、下の画像にあるレモンのタリアリーニ。美味しそうでしょ。レモンの街ソレントと同様に、このアマルフィもレモンの産地だから、レモンのタリアリーニもありだよね。

アマルフィのヨット・ハーバーの前のレストランで食べたレモンのタリアリーニ(イタリア)

ところが、ちょいとクリームが強すぎた。ちっともさわやかじゃない。酸味はあるんだけど、食感はべたっとしている。いささか期待はずれだったね。

シーフードのスパゲティは美味かったね

最後に下の画像はシーフードのスパゲティ。これは美味かった。このあたりではシーフードかトマトのスパゲティを食べていれば、まず間違いはないみたいだね。

アマルフィのヨット・ハーバーの前のレストランで食べたシーフードのスパゲティ(イタリア)

ちなみに、今日のランチのお代は 52.50ユーロだった。これが高いか、安いか。ヨット・ハーバーの眺めとさわやかな海風を勘定に入れれば、決して高くはないよね。


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