東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第二部 パエストゥム・サレルノ編

B02. サレルノ駅からイタリア国鉄の列車に乗った

イタリア国鉄サレルノ駅に到着

アマルフィからサレルノに到着してすぐに、ホテルにチェック・イン。部屋に荷物を置き、タクシーでやって来たのが、イタリア国鉄のサレルノ駅(下の画像)だった。

イタリア南部カンパーニャ地方にあるサレルノ駅前の様子

ここからイタリア国鉄の列車に乗り、次の目的地パエストゥム(古代ギリシャ時代の神殿がある)に向かおうというわけだ。

サレルノ駅でイタリア国鉄の列車のチケットを買った

まずはサレルノ駅のチケット売り場(下の画像)に並ぶ。イタリア国鉄の列車のチケットを買わなきゃね。

イタリア南部カンパーニャ地方にあるサレルノ駅のチケット売り場

パエストゥムまでのセカンド・クラス自由席の往復チケットの料金が 5.5ユーロだった。ちなみに、私はイタリア語は全く話せない。小さなノートに英語で行き先などを書き込み、チケット売り場のオジさんに見せ、筆談でチケットを買ったんだ。

でも、私たちの乗るべき列車は何時に何番ホームから乗り込むんだろうか。今度はインフォメーションのオジさんと筆談だ。なんとか列車の発車時刻と出発ホームを教えてもらったよ。

出発便の案内板に表示が出ないけど ・・・

イタリア国鉄サレルノ駅の待合室で列車の時刻を待つ。ときおり出発便の案内板(下の画像)をチェックする。

イタリア南部カンパーニャ地方にあるサレルノ駅の出発便の案内板

ところが、待てど暮らせど私たちが乗るつもりの列車の表示が出ない。次第に不安になってきた。近くを歩く駅員さんに尋ねてみた。一生懸命にイタリア語で何かを言おうとする駅員さん。私にはイタリア語は全くわからないけど、駅員さんが言いたいことはわかった。

「向こう側のホームに停車している列車に乗れ。もうすぐ発車だぞ。急げ、急げ。」

あわてて列車に飛び乗った

わかった。駅員さん、有り難う。向こう側のホームまで走り、発車寸前の列車になんとか間に合った。

イタリア南部カンパーニャ地方にあるサレルノ駅のホームと国鉄の列車

それにしても、私たちの乗る列車はどうして出発便の案内板に表示されなかったのかな。ローカル列車だからか、それとも単なる手落ちなのか。いずれにせよ、駅の待合室でのんびりすることもできないね。油断大敵だ。


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