東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第四部 ローマ・ヴァティカン編

D41. ローマを眺めながらパスタ、メイン、チーズ

スコーピオン・フィッシュとトマトのパスタ

前菜に鹿肉のカルパッチョとフォアグラを食べた後のパスタは、スコーピオン・フィッシュとトマトのパスタ(下の画像)を選んだ。

イタリアの首都ローマのミシュラン星付きレストラン「ラ・ペルゴラ」で食べたパスタ

ナポリなどのイタリア南部カンパーニャ地方のパスタに似ているかな。いやいや、とんでもない。イタリア南部ならば、オリーヴ・オイルと塩とペッパーだけで料理するだろうね。でも、この店のパスタにはバターあるいはクリームが使われている。やはりイタリアの北と南の味覚は違うんだね。

ところで、スコーピオン・フィッシュって何だろう。スコーピオン(サソリ)と言えば毒だな。するとフグか。いやいや、はずれ。スコーピオン・フィッシュというのは、カサゴのことなんだそうな。

さっき鹿肉のカルパッチョを食べたから、肉には満足したのかって。いやいや、次に登場するのは牛肉のフィレ・ステーキなんだ。その肉を更に美味しく食べる為に、シーフードを間にはさんだというわけさ。

メインは牛肉のフィレ・ステーキ

その牛肉のフィレ・ステーキが下の画像だ。ようやくメインの料理にたどり着いたわけだね。

イタリアの首都ローマのミシュラン星付きレストラン「ラ・ペルゴラ」で食べた牛肉のフィレ・ステーキ

この牛肉のステーキの焼き加減が素晴らしい。肉の味を損なわず、しかも柔らかい。シーフードも美味いけど、肉も美味いよね。

チーズはパルミジャーノ・レッジャーノ

以上で料理は終わりなんだ。でも、デザートに進むにはちょいと早い。メインに続いてはチーズだよね。しかも、せっかくイタリアにいるんだから、大好きなパルミジャーノ・レッジャーノ(下の画像)を食べよう。

イタリアの首都ローマのミシュラン星付きレストラン「ラ・ペルゴラ」で食べたパルミジャーノ・レッジャーノとオリーヴ・オイル

ちなみに、パルミジャーノとはパルメザンのこと。でも、私は粉にしないで、カタマリのままでかじるのが大好きなんだ。ところで上の画像の左上に黄緑色の液体が見えるよね。これはオリーヴ・オイルなんだ。パルミジャーノ・レッジャーノをちょいとオリーヴ・オイルにつけて食べるのが最高。(カロリーは多いだろうけどね。)

涼しげな皿とガラス玉

これでようやく食事は終わりだ。続いてデザートとなる。レストランのスタッフがテーブルの上を片付け、涼しげな皿を置き、きれいなガラス玉を散らしていった。

イタリアの首都ローマのミシュラン星付きレストラン「ラ・ペルゴラ」のデザート前のテーブル

再びやって来たスタッフの手にはランプ。いつ間にか夜になっていたんだ。このページのタイトルは「ローマを眺めながら ・・・ 」とあるんだけど、食べるのに夢中でローマを眺めてなかったね。料理が美味しかったものだからね。でも、せっかくだから、デザートを楽しみながら、ローマの夜景を堪能することしよう。

そうそう、すっかり書くのを忘れていたけれども、料理に合わせて飲んだワインは、しっかりと熟成したキャンティ・クラシコ。トスカナ地方の赤ワインなんだけど、その名も「マキャベリ」という。「君主論」を著したマキャベリはピリリとした書物を書いたけど、ワインの方は柔らかくて豊かな風味の赤。料理ともよく合っていたね。


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