東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

春のオランダ 1995年5月

チューリップ、風車、デルフト焼き、マドローダム、運河、ゴッホ、ダイヤ


1995年5月8日
08. ゴッホ美術館

一夜明けて、もう最後の日になってしまった。今日はロンドンに帰る予定になっている。やはり 2泊3日の旅は短いねえ。だからこそ気軽に来ることができるんだけど ... 。

運河 朝食を終えてホテルの周囲を散歩。

私たちが泊まったホテルは、周囲を静かな運河に囲まれていて、のんびり散歩を楽しむことができる。

さて、最後の日も少しは観光しておこう。

ゴッホ美術館チケット というわけで、やって来たのが、アムステルダム市内のゴッホ美術館。

この美術館がとっても面白い !!

たくさんのゴッホの作品が展示されていることも素晴らしいんだけど、それ以上に気に入ったのは、多くの作品が年代ごとに展示されていること。

ゴッホの心の変化に連れて、彼の作品が変化していくのが、良くわかる展示だった。また、彼が日本の浮世絵の影響を受けた時代に関しては、その浮世絵が展示されていたりね。彼のデッサンや習作も面白かった。




その様子をお目にかけたいんだけど、残念ながらゴッホ美術館の中はカメラの使用が禁止されていた。(残念ながら、ゴッホ美術館の様子をお目にかけることが出来ないのです .... 。)

ゴッホ それでは、あまりに寂しいので、ゴッホの自画像でも表示しておきますね。

但し、この自画像はゴッホ美術館に展示されていたものではなく、パリのオルセー美術館で見たものなんだけど ... 。

ゴッホの生涯

  • 1853年、オランダのブラバンドに生まれる。

  • 1869年、美術商のハーグ支店に就職。

  • 1873年、ロンドンの下宿の娘に失恋し、やがて精神の変調が始まる。

  • 1876年、仕事に身が入らずに解雇される。

  • 1880年、画家になることを決意。

  • 1883年、娼婦と同棲し、性病を患う。

  • 1886年、パリに移る。モンマルトルで画家達と交友。

  • 1887年、日本の浮世絵版画の展覧会を開催。

  • 1888年、アルルに移る。ゴーギャンと共同生活をするが、喧嘩別れをし、ゴッホは自分の左耳を切る。

  • 1889年、サン・レミの精神病院に入る。

  • 1890年、オーヴェール・シュル・オワーズに移る。やがてゴッホはピストル自殺を遂げる。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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