東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「春のポルトガル」

リスボン、シントラ、オビドス、ナザレなど

22. ポルトガルの白ワイン

ポルトガルのドウロ川の白ワイン

ポルトガルのヴィニョ・ヴェルデ(緑のワイン)の翌日に飲んだのが、リスボンから持ち帰った白ワイン。ポルトガル北部のドウロ川流域で生産された白ワインなんだそうな。今回の旅では行けなかったポルト近くにあるドウロなんだけど、ポルトガルでも有数のワイン産地なんだそうな。

ロンドンの自宅で飲んだポルトガルの白ワイン

ヴィニョ・ヴェルデほどではないにしても、比較的に軽くてあっさりとした白ワイン。今夜は和食に合わせてみた。上の画像の中でワインのボトルの左側に見えているのは、刺身の昆布漬け。ロンドンの自宅の近所に住む富山出身の方からの戴き物なんだけど、日本から遊びに来た妹さんのお土産なんだそうな。ロンドンではとっても貴重なものを戴いてしまった。おかげで、ポルトガルの白ワインを美味しく飲むことが出来たね。ポルトガルの白、和食に合うみたい。

ところで、今夜の白ワインが生産されたドウロの山間部は、ブドウの生産者にとって厳しい場所なんだそうな。斜面の傾斜がきつい上に、とっても崩れやすい土壌なんだって。だから、何百年もかけて少しづつブドウ畑を広げてきたとか。でも、斜面の傾斜がきつい為に今でもブドウ畑での作業を機械化することが出来ず、全てを人間の手で行うしかないらしい。

ポルトガルのイワシの缶詰

ポルトガルの旅から帰宅して最初の日曜日の夜。リスボンの空港の免税店で買った缶詰のイワシが食べたくなった。

ロンドンの自宅で食べたポルトガルのトマト風味のイワシの缶詰のパッケージ

先日のイワシの缶詰は唐辛子のピリ辛風味だったんだけど、今夜の缶詰はトマト風味。骨まで柔らかくて頭から丸かじりだ。

今夜もポルトガルのドウロの白ワイン

残り少ない貴重なポルトガルのイワシの缶詰を開けたからには、飲むのはもちろんポルトガルの白ワイン。ナザレの砂浜で炭火焼のイワシを食べた時には、むしろ赤ワインが合うと思ったんだけど、缶詰のイワシの場合には白ワインが合うみたい。血合いを取り除いてオリーヴ・オイル漬けにしているからかも。

ロンドンの自宅で飲んだポルトガルの白ワインとトマト風味のイワシの缶詰

今夜の白ワインも先日と同じくドウロ川流域のもの。でも、今夜の白ワインはポルトガルのワイン業界の雄 ソグラペ Sogrape 社の製品で、しかもレゼルヴァ。手頃な価格のワインなのに味がしっかりとしている。先日の白ワインよりも飲み応えがある。なるほどポルトガルでも成長しているワイン業者の製品だけのことはあるね。

余談なんだけど、このソグラペ社のマテウス・ロゼは日本でも販売されているよね。というよりも、日本で知られているポルトガルのワインといえば、マテウス・ロゼになるのかな。

ロンドンで買って飲んだポルトガルの白ワイン

ポルトガルの旅から2ヶ月近く経ったある日、ロンドン市内の店でポルトガルの白ワインを見かけた。お、久々だ。というわけで、直ちに買ったわけだ。ちなみに、ロンドンにはベリー・ブラザースなどのワイン専門店フォートナム・メイソンなどのデパートのワイン売り場などもあるけれども、このワインを買ったのは近所のありきたりのスーパーだった。

ロンドンで買って飲んだポルトガルの白ワイン

久々のポルトガルの白ワインに合わせた今夜の料理は、チキンの照り焼き、キノコとトマトのスープ、野菜のスープ。チキンの炭火焼はポルトガルの名物料理らしいけど、今夜のチキンは照り焼き。でも、チキンも他の料理も軽くて爽やかなポルトガルの白ワインにはぴったりだったよ。軽くて爽やかで気軽に飲めるのが、ポルトガルの白ワインの良いところだね。


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