東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「春のポルトガル」

リスボン、シントラ、オビドス、ナザレなど

ポルトガル略年表 h02. イスラム教徒の侵攻とレコンキスタ

  • 711年、アラブ人とベルベル人を主力とするイスラム教徒がイベリア半島に上陸し、数年間でイベリア半島の大部分を占領した。王位継承争いを発端とする西ゴート王国の王家の内紛に乗じたものという説もある。

  • 722年、伝説では、コバドンガの戦いにおいてキリスト教徒がイスラム教徒に打ち勝ち、キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)が始まったとされている。

  • 8世紀前半、イスラム教徒によって占領された現在のリスボンは、アル・ウシュブナという名で呼ばれた。

  • 868年、ドウロ川以北を占領したアストゥリアス国王アルフォンソ 3世が、ドウロ川の河口の街ポルトカレを占領し、ヴィマラ・ペレス伯爵に与えた。

    伯爵の血をひくメンデス家は、ポルトカレ周辺に勢力を拡大した。

  • 10世紀頃、イベリア半島北部のキリスト教徒の国アストゥリアス王国が勢力を伸ばし始めた。

  • 988年、イスラム教徒がコインブラ地方を奪回。同地方はアストゥリアス王アルフォンソ 3世が占領していた。

  • 11世紀前半、ナバラ王国のサンチョ大王(在位 1000-1035年)は、カスティーリャ伯領をも支配下に治め、イベリア半島のキリスト教諸国を統合する勢いを見せた。

  • 1031年、イベリア半島に自立する最後のカリフであるヒシャーム 3世が死去。以後、イベリア半島にはタイファ諸国が乱立し、ポルトガルはセビリアとバダホースのタイファ国に支配されていた。


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