東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「バルセロナ街歩き (スペイン)」

カタルーニャの歴史とガウディ

03. バルセロナで陶器を買った

古代ローマ帝国時代から続くバルセロナの小路

バルセロナの大聖堂を見終わったら、ゴシック地区を歩き回る。というのも、家内のお目当ての店があるんだそうな。その店を探しているうちに行き当たったのが、下の画像の小路だった。

スペインのカタルーニャ地方の街バルセロナのビスベ・イルリータ通り

ちょいと見にはただの小路なんだけど、ところがこのバルセロナでも由緒正しい小路だったりする。古代ローマ帝国時代のバルセロナの市街地を南北に貫いていた大通りが、今のこの小路なんだそうな。

この小路はビスベ・イルリータと呼ばれている。英文の資料によれば、ビショップ・ストリートとあるから、「司教通り」ということなんだろうね。大聖堂にも近いし。

ところで、古代ローマ帝国が開いた道が今も残っていることは少なくないみたいだね。例えば、イギリスの街チェスター(イングランドの北西部、スコットランドウェールズとの国境近くにある街)の大通りイーストゲート・ストリートも、古代ローマ帝国時代から続くものなんだそうな。

バルセロナのゴシック地区にある店イタカ

ゴシック地区をあちこちと歩き回り、やがて家内のお目当ての店に到着した。その店のカードが下の画像なんだ。

スペインのカタルーニャ地方の街バルセロナにある店イタカのカード

イタカという陶器や手工芸品を売っている店なんだけど、バルセロナやカタルーニャ地方の伝統的な手作りの文化を大事にしようという人々のグループが始めた店なんだそうな。

バルセロナで買った絵皿

そんなイタカの店内でじっくりと品物を見定める家内。やがて意を決して買ったのが、下の画像にある2枚の絵皿だった。どちらもバルセロナで作られたものなんだそうな。

スペインのカタルーニャ地方の街バルセロナにある店イタカで買った絵皿

かなり大きな皿なんだけど、バルセロナから無事にロンドンの自宅まで持って帰ることができたんだ。そして日本に帰国した後も現役で使われている。大事なバルセロナの思い出の品物の一つだね。

バルセロナで買った陶器の動物たち

家内が品定めをしている間、暇を持て余した私が買ったのが、下の画像にある陶器の動物たち。このバルセロナで作られた陶器の動物たちは、今も自宅の棚に飾られているんだ。

スペインのカタルーニャ地方の街バルセロナにある店イタカで買った小さな陶器の動物たち

というわけで、家内も私もバルセロナで陶器を買って大満足 ・・・ ではあるんだけど、さすがに荷物が邪魔になる。一旦ホテルに戻り、荷物を置いて出直すことにしたよ。


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