東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅冬景色のトルコ
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イズミール Izmir
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小さな建物の中には、聖母マリア像のある祭壇(右の画像)が設けられている。 |
また、レンガの壁に描かれた聖母マリアの顔(左の画像)も残っているんだ。 |
果たして聖母マリアは小アジア(アナトリア)で晩年を過ごしたのか ??では、本当に聖母マリアはここで晩年を過ごしたのか ?? 上に書いたように西暦431年のエフェソスの公会議では真実だと認められているけれども、それが事実なのかどうかは定かじゃないらしい。聖母マリアに付き添ってきたと言われる聖ヨハネの墓とされる場所が近くにあること、キリストは聖母マリアを聖ヨハネに託したと信じられていること、などから出てきた考え方だとも言われているけどね。 この聖母マリアの家が1世紀頃の建物だということは間違いないらしい。但し、ビザンティン帝国の時代に修復されており、原型をとどめているのは一部に過ぎないんだけどね。 歴史的事実は必ずしも明らかとはいえないんだけど、不謹慎ながら聖母マリアのファンである私(特にラファエロの描いた聖母マリアが好き !!)としては、見逃せない場所かな。
有料トイレとチャイ駐車場に戻り有料トイレを利用する。入り口に立つおばさんに、20,000トルコ・リラ(15円)を渡して中に入るんだ。ついでに、近くにある土産物屋の隣にあるカフェに入る。チャイが一杯30,000トルコ・リラ(20円)。チャイというのはトルコのお茶のこと。イギリスの紅茶を濃くした感じかな。小さなガラスの器に入ったチャイに、地元の人々は砂糖を入れて飲んでいる。 それにしても物価が安いね。チャイが20円なんだもの。イスタンブールのような都会だと、はるかに高くなるんだけどね。例えば、イスタンブール郊外にある豪華ホテル「スイス・オテル」のロビーでアップル・ティーを飲めば、一杯が900,000トルコ・リラ(600円)になる。
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