東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

冬景色のトルコ
(1997年12月 - 1998年1月)


18. ウチヒサルの奇観 (トルコ、カッパドキア)

続いて訪ねたカッパドキアの名所はウチヒサル(意味は「三つの城」)。ここには巨大な岩を穿って築いた城砦(下の画像)があるんだ。「カッパドキアの奇岩城」とでも呼べるかな。

ウチヒサルで見た岩をくりぬいて作った砦(トルコ、小アジア、カッパドキア)

(しかし、明るい雪の中で見ると、なんやらキミの顔のムサ苦しさと胡散臭さに磨きがかかってないか。そろそろヒゲを剃ったらどうや ??)
この旅に出てから一度もヒゲを剃ってないからな。イスラム系の国に来ると、ヒゲを剃らんでもエエから楽なんや。エジプトもそうやったけどな。ほやけど、今夜はヒゲ剃るわ。明日は正月やしな。

ウチヒサルの奇岩城から見る風景

ウチヒサルの奇岩城から眺めた風景が下の画像。緑豊かな日本の風景を見慣れた目には、よくぞこんな荒れ果てた場所に人間が暮らせるもんだ、と感心してしまうね。

ウチヒサルの奇景(トルコ、小アジア、カッパドキア)

そんな荒地に暮らす人々の苦労を物語るのが、このあたりに多い「鳩の家」。人々は岩壁に穴を穿って鳩の為の家を作る。その穴に住みついた鳩が落とす糞を拾い集め、肥料として使うらしい。

関連書籍

参考になる・・・かもしれない本を探してみました。(本の題名をクリックすれば詳細が表示されます。)




トルコ石の店で(トルコ、小アジア)

ホテルに戻る前にトルコ石の店に立ち寄った。しかし、前回のトルコ旅行でトルコ石を買った家内は、トルコ石には興味を示さない。

その代わりに家内が興味を示しているのが、タイガー・アイと瑪瑙(メノウ)。半製品を買って帰り、自分でネックレスを作りたいんだそうな。しかし、価格交渉で折り合わず。結局は手ぶらで宝飾店を出た。

カッパドキアの雪原の夕暮れ(トルコ、小アジア)

店を出たところで目に留まったのが、カッパドキアの夕暮れ(下の画像)。雪原に夕陽の赤が映えるね。

雪原の夕暮れ(トルコ、小アジア、カッパドキア)

年越しのディナー

ホテルに戻ったのが5時。ゆっくりと風呂に入り、久々にヒゲを剃る。今夜は年越しのディナーだからね。

年越しのディナーの料理は、数々の前菜と七面鳥だった。実は私は七面鳥は好きじゃないんだ。むしろ鴨や鶏の方が好きなんだけどね。

それから今夜は飲み放題。トルコの白ワインと赤ワインをもらおう。ところが、はしゃぎすぎた私は赤ワインをズボンにこぼしちゃった。

食事を終えて部屋に戻る。家内は赤ワインのついたシャツとズボンを洗い始めた。赤ワインは放っておくとシミが取れなくなるんだって。洗い終えた服はヒーターの上に置いておく。これで明日の朝には乾いているよね。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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