東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「秋のベルギー」

ブリュッセルとアントワープ

3. ブリュッセルから列車でアントワープ

ブリュッセル北駅にて

ブリュッセルの広場グラン・プラスの夜景を眺め、レストランでディナーを楽しんだだけで旅の初日は終わってしまった。そして2日目の朝が来た。今日は何処へ行くかな。なにぶんにも突然の旅でロンドンからベルギーに来たわけで、何の計画もない。

ベルギーの首都ブリュッセルにあるブリュッセル北駅のホーム

ブリュージュへ行こうという案も浮かんだ。中世の面影を残す運河の街としてベルギーを代表する観光地なんだそうな。でも、私たちが選んだ今日の目的地はアントワープ。ブリュッセル北駅(上の画像)から列車でアントワープへ行くことにした。

列車に乗ってアントワープ

すぐにやってくるアントワープ行きの列車は10時39分発のローカル列車。その次には10時49分発の特急列車。アントワープへ行くにはどちらの列車が良いのかな。

ベルギーの首都ブリュッセルからアントワープに向かう列車の車内

時刻表を睨んでいた私に声をかけてくれた地元の方。流暢な英語で親切に教えてくれた。アントワープへ行くならば、10時49分発の特急列車が良いですよ。そのアドバイスに従って乗り込んだアントワープに向かう列車の車内の様子が上の画像なんだ。

ベルギーの北部にあるアントワープ

既に一度は見た画像なんだけど、下にあるベルギーの略図をもう一度眺めてもらえるかな。アントワープはベルギーの北部、つまりオランダのすぐ近くにある街なんだ。そのアントワープを含むベルギー北部は、フラマン語(オランダ語)を話す人々の住む地域なんだそうな。(この話、既に一度は書いたんだけど、ベルギーを知るのに重要なことだから再度書かせてくださいな。)

ベルギー略図

他方で、ベルギー南部はワロン語(フランス語)を話す人々が住む地域になっている。そして北部にある首都ブリュッセルはフラマン語地域に囲まれているんだけれども、フラマン語とワロン語の二言語地域とされているんだそうな。

アントワープに到着

ベルギー北駅を出て40分足らずで私たちの乗った特急列車はアントワープに到着。ブリュッセルの北 50kmのところにあるアントワープは、スヘルデ川に面した工業都市。ベルギー第2の都市なんだそうな。

ベルギーのアントワープにそびえるノートルダム大聖堂遠望

そんなアントワープにやって来たお目当てが、ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂あるいは単にアントワープ大聖堂)だった。上の画像に見えているのが、その大聖堂の高さ 123メートルの塔なんだけど、この大聖堂を歩く為に私たちはアントワープまで来たというわけだ。(そのノートルダム大聖堂について詳しくは次のページに。)


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「04. アントワープのノートルダム大聖堂」


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