ジュヴレ・シャンベルタンのホテルに到着今朝は8時半までホテルの部屋のベッドでぐうたらと過ごしてしまった。のんびりと起き上がり、風呂に入って身支度。ホテルのレストランで朝食。部屋に戻ったら荷造りだ。中世ブルゴーニュ公国の古都ディジョンとも今日でお別れ。これから次の目的地へ移動するんだ。ホテルのチェック・アウトを済ませ、タクシーを呼んでもらった。到着したタクシーの運転手さんにジュヴレ・シャンベルタンの村のホテルの名前を告げる。が、その場所がわからないと。別のタクシーを呼ぶからちょいと待ってくれと去っていった。 5分ほどでやって来たタクシーの運転手さん。今度は二つ返事で引き受けてくれた。が、お調子者である。しかも、おしゃべりだ。一人でしゃべり続けている間にジュヴレ・シャンベルタンの村のホテルを通り過ぎてしまった。ちょいと引き返して、ようやく今日のホテルに到着。
上の画像が、そのホテルのロビーの様子。ま、どうってことのない田舎のホテルのロビーだよね。でもね、このホテル、立地が素晴らしいんだ。だから、このホテルを選んだんだけどね。
グラン・クリュ・ワインのブドウ畑の村のホテルそして下の画像は、このホテルの部屋の窓と外の眺め。手を伸ばせば届きそうなところにブドウ畑。このホテルはブドウ畑に囲まれているんだ。
しかも、このホテルのあるジュヴレ・シャンベルタンは、グラン・クリュ・ワインのブドウ畑で名高い村。村を取り囲むブドウ畑のあちこちから、グラン・クリュ・クラスのワインが生み出されている。このホテルに泊まって、ブドウ畑を眺めながら歩こうというわけだ。
ジュヴレ・シャンベルタンの村を散策部屋に荷物を置き、歩き易い格好に着替えて出発。フロントで周辺の地図をもらおう ・・・ と思っていたら、フロントのマダムが既に用意してくれていた。気が利いているぞ。
ところが、ホテルの外へ出て、じっくりと地図を見たら、なんとドイツ語の地図だった。確かに私は大学の第二外国語はドイツ語だった。が、卒業できたのが奇跡と言っても不思議ではない出来だったからね。でも、なんとかなるやろ。そもそもフランス語もわからないんだから、ドイツ語でも同じやん。
花いっぱいのジュヴレ・シャンベルタンの村すぐにでもブドウ畑に向かおうと思っていたんだけど、あちこちに咲いている花々があまりに可愛いもんだから、しばしジュヴレ・シャンベルタンの村の中を散策。
上の画像の井戸も花いっぱいだ。「朝顔につるべ取られてもらい水」なんて加賀千代女の句があったけど、「つるべ」どころか井戸全体を花に取られているよね。
ついでの話なんだけど、フランス東部アルザス地方もワイン生産が古代ローマ帝国時代に始まった土地なんだ。例えばリクヴィールの街には中世の家並みが残っていて、しかも街はブドウ畑に囲まれている。フランス王ルイ14世太陽王が1歳の時に創業したという老舗のワイン業者ヒューゲル家もリクヴィールでワインを作りを始めたらしい。そちらもワイン好きにはお薦めの場所だね。
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