東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「初秋のブルゴーニュ」 (フランス)

ディジョン、ジュヴレ・シャンベルタン、ボーヌ、ペルージュ、リヨン

15. ペルージュはホテルまで中世

中世の街ペルージュに到着

ボーヌのホテル「ル・セプ」のレストランはミシュラン一つ星が付いているんだけど、さすがに朝食も美味い。が、さすがにブルゴーニュの旅も後半に入り、ロンドンパブなどで食べるイングリッシュ・ブレックファストが恋しくなってきたかな。

しかし、ブルゴーニュの旅はまだ続く。ボーヌの旧市街にあるホテルをタクシーで出発。間もなくボーヌの駅に到着。ボーヌの駅を9時半に出発した列車は、11時半にリヨンに到着。そのリヨン駅の前からタクシーに乗る。北東に向かって走ること 34kmで中世の街ペルージュに到着。このまま 120kmほど北東に向かえば、スイスのジュネーヴに着くんだそうな。

フランス東部にある中世の街ペルージュのホテルのサン・ジョルジュ館の玄関

まずはペルージュのホテル「オステレリー・ヴュー・デュ・ペルージュ」にチェックイン。私たちの部屋はレセプションのある建物の向かいにあると。その建物の入り口が上の画像だ。この石造りの建物を私たちだけが使って良いって。(うれしいような、とまどうような ・・・)

中世の館のようなペルージュのホテルの寝室

家の中に入って更に驚く。まるで中世の家の部屋だよ。(といって、中世の家に入ったことは無いけどね。)

フランス東部にある中世の街ペルージュのホテルのサン・ジョルジュ館の寝室

上の画像は、そのペルージュのホテルの寝室の様子。家内は文句を言っている。部屋が広すぎて寒いような気がする。幽霊も出てきそうだと。

いやいや、そんな中世の気分を楽しみたくて、この中世の街ペルージュに来て、このホテルに泊まるんだからさ。

リビングも中世っぽい

そして下の部屋がリビングの様子なんだ。こちらも中世の雰囲気だよね。テーブルも椅子も良いね。窓辺には中世の揺りかごも見えている。

フランス東部にある中世の街ペルージュのホテルのサン・ジョルジュ館の部屋

でも、近代的な設備もあるんだ。但し、電話は引き出しの中にしまってある。大理石造りのバス・トイレも扉の奥に隠してある。中世の雰囲気を壊さないように工夫してあるんだね。しかも、街のホテルのスィート・ルーム以上の広さだ。素晴らしいホテルだね。

中世のホテルの部屋の建物はサン・ジョルジュ館

気がついたことがある。時折やって来る団体客が、私たちの方を見ているんだ。後で知ったことなんだけど、私たちが泊まった部屋のある建物はサン・ジョルジュ館。中世の街ペルージュの観光スポットらしい。ペルージュの観光ガイドブックにも載っているし、絵葉書まであったよ。(サン・ジョルジュ、つまりは聖ジョージだね。)

フランス東部にある中世の街ペルージュのホテルのサン・ジョルジュ館の部屋の窓を外から眺めた

更に後で気づいたことがある。上の画像には私たちの部屋のリビングの窓が見えているんだけど、光の加減によってはこの窓の外からは中の様子が見えていた。ということは、中でパンツいっちょうでウロウロしている私に気づいた観光客もいたかもしれない。

ともかく、中世の街ペルージュを歩こう。


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