朝もやの中世の街 ペルージュを歩いた今朝は早く目が覚めた。すばやく身支度を済ませた私は、ゆっくりと風呂につかっている家内を残し、一人で散歩に出かけた。早朝のペルージュを歩こうというわけだ。
ペルージュの中心の広場、フランス革命の際に植えられた菩提樹の下(上の画像)で、ホテルのオーナーのチボー氏(昔の領主の子孫にあたるらしい)と出会った。こんなに朝早くどうしたんだと尋ねるチボー氏。中世の街を歩くには最高の時間だよと私。
ペルージュの石造りの家並に流れる朝もやホテルのオーナーのチボー氏を除いて、早朝の中世の街ペルージュでは誰にも会わなかったよ。
石造りの古い家並みと狭い石畳の道、流れるのは私の足音と朝もやだけ。かなり不気味だったけど、中世の空気を満喫するには最高の状況だったかも。
ペルージュの城門の外には現代そんな朝もやに包まれた中世の街ペルージュの石畳を歩いていると、まるでタイム・スリップしたような感覚になるね。この感覚はこのペルージュの街に泊まればこそ味わえるものだろうな。
やがて、小さなペルージュの街はずれの城門(上の画像)に到着。城門の外には、現代の家が見えていたよ。どうやら私はタイム・スリップはしていなかったみたい。中世の朝もやが流れているのは、このペルージュの城壁の中だけなんだね。
ホテルの部屋のリビングで朝食早朝のペルージュの街の散策に満足し、ホテルの部屋に戻る。フロントに電話を入れて朝食を部屋に届けてもらった。せっかく中世の雰囲気のあふれる部屋に泊まっているんだし、広いリビングもあることだし、ここでゆっくりと朝食を楽しむのも良いよね。
食事を終え、再びペルージュの街を散策。既に太陽が中世の朝もやを融かした後だったけどね。おかげで鮮やかな花々も目覚めていたよ。
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