東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「アルザスとストラスブール (フランス)」

02. 列車でコルマール (フランス東部アルザス地方)

ストラスブール駅から列車に乗って

ストラスブールのホテルの部屋で目が覚めたのは7時半。アラームは8時にセットしてあったんだけどね。こちらの時間で7時半ということはロンドンでは6時半。つまりは、いつもの出勤の為の起床時間だ。旅先でも抜けないサラリーマンの習性ってちょいと哀しいけど、時間に余裕をもって起きると後が楽だから良しとするかな。

フランス東部アルザス地方にあるストラスブールの駅

のんびりとホテルの部屋の風呂につかる。ジャグジーもあって心地良かったよ。ところがちょいとのんびりし過ぎた。身支度をしているうちに既に8時40分。8時50分の列車に乗るつもりだったんだけどね。間に合いそうもないね。ともかくホテルからタクシーに乗って、すぐにストラスブール駅(上の画像)に到着した。

コルマールへ向かう列車

ストラスブール駅から乗り込んだ9時50分発の列車はがら空きだった。もうすぐ10時だし通勤ラッシュも終わっているんだと思ったけど、よく考えれば今日は土曜日だった。平日の朝の列車はもっと混んでいるのかな。

私たちがストラスブール駅で乗った列車の次の停車はセレスタ駅。その次がコルマール駅だ。ストラスブール駅からコルマール駅までの所要時間は30分ほどなんだけど、日本で言えば急行列車みたいなものかな。時刻表を見れば、ストラスブールからコルマールまで各駅に停まる列車もあるんだけど、その所要時間は50分ほどかかるみたい。

フランス東部アルザス地方のストラスブールからコルマールへ向かう列車の中

朝食はさっきストラスブール駅で買ったサンドイッチとコーヒーを列車の中で食べた。カタツムリの形のレーズン・パンにハムと卵がはさんであるサンドイッチが美味かったね。まずは順調な一日の滑り出しだな。

但し、私のカフェ・オ・レのミルクを家内が自分のショコラに入れてしまったおかげで、私のカフェ・オ・レがブラックになったことは除くけどね。あ、予定よりも1時間遅い列車に乗ってしまったことも予定外だったかな。

コルマール駅に到着

やがてコルマール駅に到着したのは10時20分だった。ストラスブールから南へ約70kmほどのところにある。

フランス東部アルザス地方にあるコルマール駅のホーム

このコルマールは、かつてアルザスのワイン取引の中心だった街なんだそうな。世界に名高いフランスのワイン産地であるブルゴーニュ地方でいえばボーヌみたいな街ということになるわけだ。

春のコルマールの公園の花壇には花々

コルマール駅からは旧市街に向かってのんびりと歩く。小さなコルマールの街では、歩くのがちょうどいいね。

フランス東部アルザス地方のコルマール駅の近くの公園の花壇の花々

歩いている途中の道端に公園があれば、ちょいとだけ回り道。上の画像のように花壇には花々が咲いていたりする。春のコルマールは歩いて回るのに最適だね。(ついでながら、私はロンドンでもケンジントン・ガーデンズセント・ジェームズ・パークなどを歩くのが大好きなんだ。)


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