ニース大聖堂(あるいはサント・レパラテ大聖堂)フランス南部ニースで生まれ育った統一イタリア王国成立の英雄ガリバルディゆかりの旧市街、狭くて曲がりくねった路地の奥には、ニース大聖堂あるいはサント・レパラテ大聖堂(下の画像)もある。
今から百年以上も前の西暦1906年に歴史的建造物に指定されたという由緒ある建物なんだ。
ニース大聖堂(サント・レパラテ大聖堂)の正面ファサードこのニース大聖堂(サント・レパラテ大聖堂)のある場所には、13世紀初頭に修道院教会が建てられた。その教会が16世紀末に大聖堂とされ、17世紀に建て替えられて今の大聖堂となったんだそうな。
その後、このニース大聖堂(サント・レパラテ大聖堂)は何度か改築・改葬されたらしい。上の画像にある西側正面ファサードは、19世紀前半にバロック風に改葬されたんだそうな。イタリアのローマを舞台に活躍した画家カラヴァッジョや彫刻家ベルニーニが旗手とされたバロックは、やがてヨーロッパ各地に広がっていったんだ。
ニース大聖堂(サント・レパラテ大聖堂)の子供のキリスト像まぶしいほどに明るいフランス南部コート・ダジュールの日光も、ニース旧市街の狭くて曲がりくねった路地には届かないん。ましてや古い大聖堂の建物の中に入ると、眼がくらんだように真っ暗に思えたよ。
そんなニース大聖堂(サント・レパラテ大聖堂)の奥に進み、祭壇の脇でお目にかかったのが上の画像にある子供のキリスト像。日本のお寺にある子供のお釈迦様の像や小さな正徳太子像を思い出させる ・・・ と書いちゃ異教徒の発想としてけしからんのかな。
ニース大聖堂(サント・レパラテ大聖堂)の礼拝堂この歴史あるニース大聖堂(サント・レパラテ大聖堂)の中には、いくつもの小さな礼拝堂があるんだ。昔の様々な職業の組合の人々が、自分たちの礼拝堂を設けたものなんだそうな。
そんないくつもの礼拝堂にはキリスト像や聖人像があり、暗い大聖堂の中をたくさんのロウソクの灯がやわらかく照らしていた。歴史あるニース旧市街の人々は今も信仰心に篤いんだろうね。
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