東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「ニース・エズ・モナコ公国とロンドン」

21. オテル・ド・パリでディナー (モナコ公国)

モナコ公国のモンテカルロにあるオテル・ド・パリ

モナコ公国のカジノの名所モンテカルロにあるグラン・カジノのすぐ横にあるのがオテル・ド・パリ。

モナコ公国のモンテカルロ地区にあるオテル・ド・パリの夜景

上の画像がそのオテル・ド・パリなんだけど、西暦1864年にオープンしたという老舗なんだ。

オテル・ド・パリのロビーにて

今夜はこのオテル・ド・パリの中にあるレストランでディナーを予約してあるんだけど、隣のグラン・カジノのルーレットであっという間に負けてしまい、ちょいと時間が余ってしまった。

モナコ公国のモンテカルロ地区にあるオテル・ド・パリのロビー

というわけで、せっかくだからオテル・ド・パリのロビーでのんびり。上の画像がそのロビーの様子なんだけど、世界のお金持ちが集まるモナコ公国のモンテカルロの老舗オテル・ド・パリだからして、ここにいる皆さんはお金持ちなんだろうね。

レストラン「ル・グリル」から眺めたモンテカルロとグラン・カジノ

さて、時間だ。オテル・ド・パリの8階にあるレストラン「ル・グリル」にやって来た。案内されたテーブルの横の大きなガラス窓からの眺めが下の画像なんだ。

モナコ公国のモンテカルロ地区にあるオテル・ド・パリの中のレストラン「ル・グリル」の店内から眺めたグラン・カジノ

さすがにオテル・ド・パリの8階にあるレストランだけのことはあるよね。すぐ目の前がモナコ公国の中枢モンテカルロだからね。しかも、あのグラン・カジノもすぐ隣にある。

オテル・ド・パリのレストラン「ル・グリル」でディナー

というわけで、そろそろレストラン「ル・グリル」でディナーとしよう。その「ル・グリル」はミシュラン一つ星(当時)なんだけど、実はさほど期待してはいなかった。だって、グリルというからには、焼いた肉か魚ばかりだろうと勝手に想像していたから。

ところが、予想とは全く違って、この店はいける。前菜に選んだのはソテーしたフォアグラのグリルだったんだけど、これがふわっと美味しい。今までにロンドンパリ、ボルドー、アルザスなどでフォアグラを食べて来たけど、このル・グリルのフォアグラの軽いこと。フォアグラがこんなに軽く仕上がるとは驚いた。

続いて、メインのシャトーブリアン。さすがに店名を「ル・グリル」と称するだけあって、なるほど違う。美味い上に不思議なほどに柔らかい。この店、相当にいける。さすがにモンテカルロのオテル・ド・パリの中で営業しているだけのことはあるね。

モナコ公国のモンテカルロ地区にあるオテル・ド・パリの中のレストラン「ル・グリル」の店内

食後のデザートに薦められたのがスフレ。うん、それも戴くけど、その前にソーテルヌをグラスで飲めると有り難いんだけど ・・・ 。ございますよとのこと。じゃ、まずそれを。

というわけで、久々にソーテルヌを飲むことが出来た。ロンドンから日本に帰国して以来、ソーテルヌにお目にかかるのは本当に久しぶりなんだ。日本でソーテルヌをグラスで出してくれる店はなかなか無いよね。しかし、このソーテルヌ、これだけ甘味があって、しかも後味がさっぱりしているのは本物だね。

最後に店のお薦めのスフレとコーヒーで今日のディナーの締めくくり。先週から続く旅(仕事と観光)でちょいと疲れていたけど、今夜のディナーで心身ともに元気を回復したかも。


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