モナコ大公宮殿モナコ公国の岩に登り、モナコ・ヴィルに到着すると、まず眼に入るのは下の画像にある大公宮殿だね。
上の画像の右上に見える塔の上に旗が翻っているでしょ。ここに旗があるということは、モナコ大公が大公宮殿にいるということなんだそうな。
モナコ大公宮殿の衛兵そして下の画像は、モナコ大公宮殿の衛兵。毎日11時55分になると、この宮殿の前で衛兵交代を見ることができるらしいよ。
衛兵交代といえば、イギリスの首都ロンドンのバッキンガム宮殿が名高いし、多くの観光客の人気を集めるよね。このモナコ公国の大公宮殿の衛兵交代にも観光客が集まるらしく、良い場所で見たければ30分前には来た方が良いんだそうな。
モナコ大公宮殿と大公妃グレース・ケリー西暦1956年にハリウッド女優グレース・ケリーとモナコ大公レーニエ3世が結婚したんだけど、その際には結婚式が2回挙行されたらしい。その最初の結婚式はこの大公宮殿で、次はモナコ大聖堂で挙行されている。
このモナコ大公宮殿は、そんな大公妃グレース・ケリーが選んだ色調をベースにご主人のモナコ公国レーニエ3世大公が改装したんだそうな。ちなみに、今のモナコ公国の大公はお二人の息子さんで西暦2005年に即位されたアルベール2世となっている。
ところで、ちょいと横道に逸れるんだけど、フランス南部プロヴァンス地方にレ・ボー・ド・プロヴァンスという岩山の上の城跡のある街がある。そのレ・ボーの街の元々の支配者ボー一族は15世紀に断絶した。ところが、西暦1642年にレ・ボー侯爵という爵位がモナコ大公家に与えられ、以後はモナコ大公家がレ・ボー侯爵位を継承してきたんだそうな。そして今はモナコ大公アルベール2世がレ・ボー侯爵を兼ねているんだ。
モナコ大公宮殿の前の広場と土産物屋さんそんなモナコ公国の大公宮殿の前は、下の画像のような広場になっている。今は観光客も少ないけど、夏の観光シーズン、それも11時55分の衛兵交代の前には、もっと多くの観光客が集まるだろうね。私はその衛兵交代を見たことがないんだけど。
ちなみに、上の画像に見える広場の向こうの建物には、土産物屋さんが並んでいたりする。モナコ公国の様々な土産物を売っているんだけど、私が前回のモナコ公国の旅で買ったお宝は、故グレース・ケリー大公妃の結婚の際の記念切手などのシートなんだ。土産物屋さんで探せば、まだあるかもしれないね。
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