東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

スコットランドの旅(イギリス)

03. ネス湖

元気でインヴァネスを出発、ネス湖へ

昨日は昼食後にインヴァネス城を見て、すぐにホテルの部屋に倒れ込み、そのまま朝まで眠ってしまった。昨日は朝からオフィスで仕事をして、夕方にはロンドンを車で出発し、そのままインヴァネスまで徹夜で運転していたんだから無理も無いよね。でも、たっぷりと眠って今日は元気でインヴァネスを出発だ。

スコットランド地図(イギリス)

さて、これからの予定だ。今日はインヴァネスを出発したら、南西に向かう。まずはネス湖でネッシーを目撃することにしてある。続いては、ネス湖のほとりにあるアーカート城を歩く。ネス湖からは西に向かい、海辺に出て、アイリーン・ドナン城を見る。更に西に向かい、フェリーでスカイ島に渡り、ポートリーの街のホテルに泊まるという予定になっている。

インヴァネスからネス湖への川沿いの道

インヴァネスを出たら、ネス湖を目指して南西に向かって走る。下の画像がその道なんだ。

スコットランドのインヴァネスからネス湖への道(イギリス)

朝早いからか、車も殆ど通らない。その道の横を流れているのは、ネス湖から流れ出ているネス川なんだ。ひょっとしたら、迷子になったネス湖のネッシーの赤ちゃんが泳いでいるかもしれない。せっかくだからネス川の中洲にある公園も散歩しちゃった。

残念ながらネス湖のネッシーの赤ちゃんは発見できなかったけど、朝の川べりの空気がさわやかだったこと。徹夜明けだった昨日とは違いすぎるほどの心地良い朝だね。

ネス湖は ・・・ ネッシーは ・・・ 天気晴朗なれど波高し

やがてネス湖に到着。しかし、・・・天気が良すぎる。かなり遠くまで見えている。これは良くないよ。ネス湖のネッシーには、やはり曇り空と霧が必要なんじゃないか。好天ではネス湖のネッシーは出てこないんじゃないか。湖なのに意外に波があるんだけど、これはネッシーを見るのには良いのか、悪いのか、判断できないけど。

ネス湖(スコットランド、イギリス)

ついでなんだけど、ネス湖のネッシーに関する歴史の話。西暦565年のことなんだけど、スコットランドのキリスト教化に大いに貢献した聖コロンバという人物がアイルランドからここにやってきた。その聖コロンバはネス湖でネッシーに遭遇したらしいよ。但し、その聖コロンバが会った怪獣が今のネッシーのご先祖にあたるかどうかは定かではない。

小さなホテルに頼み込んで朝食

ネス湖のほとりでネッシー博物館を見た後は朝食の時間だ。なんせインヴァネスを出たのが早すぎて、ホテルの朝食の準備ができていなかったんだ。しかし、このネス湖のほとりでも、どのレストランもまだ閉まっている。が、ネス湖のほとりに小さなホテルを発見。そのホテルの中のレストランに入っていく。

そのホテルのレストランのスタッフとの交渉の結果、一人 5 ポンド( 800 円)で、朝食を食べさせてくれることになった。田舎のイングリッシュ・ブレックファストは美味いんだ。あ、違った。スコティッシュ・ブレックファストだった。(仮に内容は同じでも、言い間違えるとと相手の機嫌を損ねるかもしれないから ・・・ 。民族感情は大事にしなきゃね。)


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