東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ローマ と ポンペイ (イタリア)
1997 年 3 月

09. ナヴォーナ広場(ローマ)

フォロ・ロマーノでコンスタンティヌスの凱旋門コロッセオを見た後は、再びローマ市内に戻る。次はローマ市内の散策というわけだ。

ナヴォーナ広場

市内散策の手始めにナヴォーナ広場(あるいはナヴォナ広場)。ナヴォナ ... 懐かしい。昔は「お菓子のホームラン王」だったんだけど今でもそうなのかな ... ??(これがわかる人は私と同年輩あるいはそれ以上だよね ??)

オベリスク ナヴォーナ広場の中で目立っているのが、エジプトのオベリスク(右の画像)。

また、この広場には三つの噴水がある。その中でも著名なのが、オベリスクの土台となっている「四大河の噴水」(下の画像)。ここでいう四大河とは、ナイル・ガンジス・ドナウ・ラプラタだとのこと。

これは、サン・ピエトロ大聖堂の中にあるブロンズの天蓋を制作したベルニーニの作品。

四大河の噴水

バロック装飾にあふれた広場の中の噴水を取り囲むようにくつろぐローマ市民と観光客。見るからに平和な風景だよねえ。天気も良いしさ。

ナヴォナ広場


だけど、実は危機はそこまで忍び寄っている。噴水の横でこちらを見ている三人の少年達。彼らはジプシーだ。とガイドさんが教えてくれた。観光客の隙を見てスリやかっぱらいをはたらくわけだ。

自慢にはならないけど、私はミラノでジプシーに襲われたことがある。イタリアは楽しいけど、気をつけなくちゃネエ。(ジプシー襲撃事件の詳細を知りたい人は、ココをクリック。)

おっと危ない。大事なことを書くのを忘れていた。このナヴォーナ広場だけど、古代ローマの時代には戦車の競技場だった。だから細長い楕円の形をしているんだそうな。

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