東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア)」

32. キャンティのワインの村のホテル

シエナ駅からタクシーでキャンティのワイン村のホテル

フィレンツェ駅で乗り換え、シエナ駅(下の画像)に到着したのは15時07分だった。フィレンツェ駅からローカル列車で1時間40分ほどかかったわけだね。シエナ駅ではまず時刻表をチェック。シエナを出る時の列車の出発時刻を確認しておいた。

シエナの駅のホーム(イタリア)

次にシエナ駅前のタクシー乗り場へ。たくさんの旅行者がタクシーを待っている。でも、やって来るタクシーは少ない。しびれを切らせたアメリカ人らしい御婦人が公衆電話でタクシー会社に電話をかけている。

確かに待っていても埒があかないね。私も電話をかけてこよう。といっても、電話をかけるのはタクシー会社ではなく、泊まる予定のホテルだ。タクシー会社のオペレーターよりも、ホテルのスタッフの方が英語が通じるだろうし、ホテルから電話してもらった方が車が早く来そうだよね。

やがて1台のタクシーがやって来た。その場にいる他の観光客の機先を制して声をかける。「ホテルから頼まれて日本人を迎えに来たのかな。」と私。「そうだよ。」というタクシーの運転手さん。作戦成功だね。空車を待ち続けている行列の観光客を残し、私たちは冷房の効いている涼しいタクシーに乗り込み、キャンティのワインの村のホテルに向かって出発。

念の為に書いておくけど、これから向かうキャンティのワインの村でのんびりしたら、その次はシエナの街を見て歩く予定になっている。ここまで来てシエナを歩かないわけにはいかないよね。

キャンティのワインの村のホテルに到着

シエナ駅前からキャンティのワインの村のホテルまで、タクシーで30分ほどの距離、料金は日本円で 3,500円ほどだった。

まずはホテルのフロントでチェック・イン。私たちを迎えてくれたフロントのお姉さんが「タクシーは来たのか。」と私に尋ねる。「うん、すぐに来たよ。」と私。対してお姉さんが言うには、「あら、私、まだタクシー会社に電話してないんだけど ・・・。」

さっきのタクシーの運転手さんといい、このホテルのフロントのお姉さんといい、 ・・・ 私は開いた口がふさがらないよ。ま、何はともあれ無事にホテルに到着したんだ。まずはのんびりしようよ。

キャンティのワインの村のホテルの部屋

というわけで、案内されたホテルの部屋が上の画像。部屋は広いし、家具も良い感じ。今日から2泊、くつろぐことができそうだね。

ちょいと散歩に ・・・

ところが、ホテルの部屋でのんびりしたのはほんのわずかな間だけだった。すぐに出歩きたくなってしまった。貧乏性なんだろうね。

キャンティのワインの村のホテルの建物

というわけで、散歩に出発。まずは私たちの部屋を建物の外から眺めた。それが上の画像。2階の窓で手をふっているのが私。言うまでもないか。

キャンティのワインの村のホテルを歩き回った

まずはキャンティのワインの村のホテルの敷地を歩き回った。それが下の画像なんだけど、花は多いし、天気は良いし、のんびり歩くには最高だね。明後日まではこのホテルで旅の中休みだ。

キャンティのワインの村のホテルの敷地

ホテル・ボルゴ・サン・フェリチェ

  • Hotel Borgo San Felice
  • San Felice, 53019 Castelnuovo Berardenga, Siena
  • Tel 0577 3964


ちなみに、このホテルのあるカステルヌオヴォ・ベラルデンガという土地なんだけど、キャンティのワインの生産地の中でも歴史のあるキャンティ・クラシコ地区の中にある。このホテルも広いブドウ畑に囲まれている。今日からこのホテルで美味しい料理とワインを堪能し、ブドウ畑の散歩を楽しむつもりなんだ。


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