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旅行記 「エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア)」

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イタリア中部 エミリア・ロマーニャとトスカナ

イタリア中部にあるエミリア・ロマーニャ地方とトスカナ地方を見て回った旅行記のページ。まず古くからの街道の街ボローニャ、古代ローマ帝国末期のモザイク画が残るラヴェンナ、小さな独立国サン・マリノ共和国、キャンティのワイン村、中世の面影を残すシエナ、塔の街サン・ジミニャーノ、そして今回の旅のフィナーレはフィレンツェ。

古代から中世、そしてルネサンスの風景。起伏のある丘に広がるブドウ畑。イタリアの美味しいワインと料理が満載の旅行記。

旅行記「エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア)」 目次



ボローニャは古代からの街道の街


今回の旅のスタートは、エミリア・ロマーニャ州の中心都市ボローニャ。古代からのイタリアの交通の要衝であり、またヨーロッパ最古の歴史を誇るボローニャ大学の街だね。



ラヴェンナには古代ローマ帝国末期のモザイク画が残る


ボローニャから足を伸ばしてやってきたのは、末期の西ローマ帝国東ゴート王国の都だったこともあるイタリアの古都ラヴェンナ。古代ローマ帝国末期から 6世紀にかけてのモザイク画を残す古い教会がいくつもある。更にはビザンティン芸術を見ることの出来る街でもあるね。



小さな独立国 サン・マリノ共和国


ボローニャから南東へ向かえば、イタリアの中にある小さな独立国 サン・マリノ共和国。キリスト教徒の共同体から起こったサン・マリノは、山の上の城砦を頼りに独立を保ってきたんだね。(とはいえ、悪名高いローマ教皇アレクサンデル6世の息子にあたる乱世の英雄チェーザレ・ボルジアに支配されたことはあるんだけどね。)



キャンティのワインの村でのんびり


イタリアはトスカナ地方でも有数のワイン産地キャンティの村で旅の中休み。トスカナの料理とキャンティのワインを楽しみ、ブドウ畑を散歩して、のんびり過ごしたんだ。



フィレンツェのライバルだったシエナ


古代エトルリア人の頃からイタリアの中枢部だったトスカナ地方で、中世のフィレンツェと争っていたのがシエナ。今でも中世の面影を色濃く残すシエナの街を歩いてきたよ。(西暦1555年にシエナはフィレンツェに征服されちゃったんだけどね。)



中世の塔の街 サン・ジミニャーノ


かつてはヨーロッパ北部とローマを結ぶフランチジェーナ街道の街として栄えたサン・ジミニャーノは、西暦1199年に自治都市になった。ところが、時代と共に衰退して衰退していき、西暦1353年にはサン・ジミニャーノはフィレンツェに従属してしまった。でも、そのおかげで中世の塔がたくさん残っている。そんな中世の塔の街サン・ジミニャーノの風景を堪能したよ。



フィレンツェで旅のフィナーレ


イタリアの中枢部といえば、古代エトルリア時代からトスカナ地方。その中心都市フィレンツェは、近代統一イタリア王国の首都だったこともある。その古都フィレンツェで、メディチ家とルネサンスの面影を見てきたんだ。



エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア) 歴史トピックス


長い歴史を誇るイタリアの中枢を占めてきたエミリア・ロマーニャ地方とトスカナ地方にまつわるトピックスを調べてみた。ボローニャ、ラヴェンナ、サン・マリノ、シエナ、サン・ジミニャーノなどの街の歴史。かつてイタリアを席巻した東ゴート族の歴史、ラファエロなどのルネサンス絵画を集めたピッティ宮殿とメディチ家とのかかわり、西ローマ帝国末期の皇女ガッラ・プラキディアの生涯など。知っていれば、イタリアの旅がもっと面白くなる ・・・ かもしれないトピックスかな。


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