東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア)」

53. フィレンツェのヴェッキオ橋を上から眺めた

フィレンツェのホテルの屋上で朝食

いよいよ旅も8日目、フィレンツェに来て2日目の朝が来た。このエミリア・ロマーニャとトスカナの旅も、残すところは今日と明日だけになっちゃったね。今朝の起床は6時半。昨夜のディナーでは巨大なステーキを食べ、トスカナのワインを飲んで10時にはベッドに入った。おかげで今朝は気持ちよく目が覚めたよ。

フィレンツェのホテルの屋上で朝食を(イタリア)

風が心地良いこの季節、私たちが泊まっているホテルでは、朝食を屋上で食べさせてくれる。その様子が上の画像なんだけど、周囲に広がるフィレンツェの街並みを眺めながらというのがちょいと贅沢でうれしいね。

とはいえ、そろそろいつもの朝食も恋しくなってきた。といっても、御飯と味噌汁じゃないんだ。ロンドンパブで食べるイングリッシュ・ブレックファストを食べたい。イタリアの朝食も美味しいんだけどね。

上から眺めたヴェッキオ橋

朝食を終えたら、屋上の南側の手すりにもたれて景色を眺める。すぐ下にはアルノ川にかかるヴェッキオ橋(下の画像)。私たちが泊まっているホテルは、ヴェッキオ橋のすぐ北側にあるんだ。

フィレンツェのホテルの屋上から眺めたヴェッキオ橋(イタリア)

ところで、上の画像の左手に廊下のような長い白壁の建物が見えるよね。これが初代トスカナ大公コシモ1世の命によって築かれたヴァザーリの廊下だったりする。なんでもない風景のように見えるけど、実はフィレンツェやメディチ家の歴史をにじませる眺めだったりするよね。

フィレンツェで泊まったホテル

ヴェッキオ橋を見下ろすことの出来るこのホテル・コンティネンタルなんだけど、私たちにとってはフィレンツェでの第5希望の宿だった。旅の予約を入れたのは 3ヶ月も前だったけど、第1から第4希望のホテルは既に満室になっていた。で、しかたなくこのホテルにしたわけだ。

といって、悪いホテルじゃないよ。窓は牢獄並みに小さいけれど、部屋の広さはまずまずだし、設備も無難、従業員の対応もそこそこかな。でも、ロケーションは素晴らしいよね。


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