フィレンツェでのディナーの主役は巨大なステーキ夕方になり、ドゥオモ(大聖堂)近くのトラットリア(レストラン・・・かな)に入った。ミシュランの星なんてない。でも、3年前にフィレンツェを旅した時にお昼を食べたんだけど、それが美味しかったんだ。その時は平日の昼だったけど、オフィスを出てランチを食べに来たと思われるイタリア人たちが、食べて飲んで大騒ぎをしていたのが印象的だったね。庶民的な店なんだ。その店「イル・カミネット」に入る。迎えてくれた主人が「屋内が良いか、それとも屋外か」と尋ねる。屋外のテーブルが良いよね。今日のフィレンツェの天気は最高だからね。 家内の前菜はエビとズッキーニのペンネ。私は覚えていないけど、家内によれば3年前に食べて美味しかったんだそうな。私はスパゲティ・ボンゴレ。麺は細身ながらアルデンテで美味い。ディナーの滑り出しは順調だね。
そしてディナーの主役、巨大なステーキ(上の画像)の登場だ。フィレンツェ名物のTボーン・ステーキなんだけど、地元ではビステッカ・アッラ・フィオレンテティーナと呼ばれている。骨付きなんだけど、重さは 700-800グラムほどもあるかな。私の大きな顔に負けず劣らぬ大きさだよね。
フィレンツェで飲んだワインところで、今夜のディナーで飲んだワインが「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」(そのエチケットが下の画像)だった。
イタリアを代表する赤ワインといえばキャンティが頭に浮かぶよね。そのキャンティの生産地域の中のある地区で生産される長く熟成させる赤ワインに「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」がある。そのワインの為のブドウが長期熟成に不向きだった場合に作られるワインが、上の「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」なんだそうな。おかげで手ごろなお値段で飲むことが出来るわけだね。ちなみに、今夜のディナーのお代は日本円で 1万円ほどだった。
フィレンツェの街角の太っちょシェフディナーを終え、ほろ酔いで夜のフィレンツェの街を歩き、ホテルに向かう。その途中で見かけたのが、小さなレストランの前に立つ太っちょシェフの人形(下の画像)だった。
不細工でユーモラスなところが気に入って、思わず記念撮影。既にディナーを終えていなければ、この店に入っていたかもしれないね。ちなみに、上の画像の太っちょシェフが右手に持っているのは、典型的なキャンティのワイン・ボトルだね。藁のバスケットにくるまれた丸っこいボトル。今どきのキャンティはもっとおしゃれなワイン・ボトルに入っていることが多いけどね。
フィレンツェのポルセリーノ(イノシシ像)続いて夜のフィレンツェで出会ったのが、下の画像にあるイノシシ像。地元ではポルセリーノ(子豚)と呼ばれているんだそうな。
このイノシシ像の鼻を撫でれば、幸運に恵まれるとか。上の画像でも誰かの手がポルセリーノの鼻を撫でているよね。またイノシシ像の口の中にコインを入れ、そのコインが上手く土台の中に落ちれば、再びフィレンツェに来ることができるとか。もちろん私たちは3年前にもここでイノシシ像の口の中にコインを入れたんだ。
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