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東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
旅行記 「エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア)」
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トスカナにおける戦いの歴史(フィレンツェによる統一)
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- 1125年、フィレンツェがフィエーゾレを征服した。
- 1129年、トスカナの覇権を目指すシエナとフィレンツェとの間に最初の戦いが起こった。
他方、同盟を求めたフィレンツェはピサに接近し、海への出口を確保した。この同盟により、ピサは背後の憂いを除くことが出来、脅威となっていたミラノに備えることができた。
- 1212年、フィレンツェと対立するシエナが、モンテリッジョーニの街を要塞化した。
- 1230年、フィレンツェ軍がシエナを占領。
- 1260年、シエナの西 5kmのところにあるモンタペルティに於いて、シエナ軍がフィレンツェ軍を撃ち破った。しかし、ギベリン(皇帝派)として戦ったシエナを教皇が破門し、教皇庁の金融業務はフィレンツェの銀行に委ねられることとなった。
- 13世紀後半、フィレンツェがヴィンチ村(代表作「最後の晩餐」で名高いレオナルド・ダ・ヴィンチの故郷)を征服した。
- 1289年、カンパルディーノの戦いにおいてフィレンツェ軍がアレッツォ軍を撃ち破った。
- 1353年、中世の塔の街サン・ジミニャーノがフィレンツェに屈伏。
- 1361年、ヴォルテッラ軍がフィレンツェ軍に敗れ、ヴォルテッラの街はフィレンツェの支配に服することとなった。(このヴォルテッラの街は、後にメディチ家の豪華王ロレンツォ・デ・メディチと関わったことで名高い。)
- 1384年、アレッツォの傭兵部隊がフィレンツェによって買収され、アレッツォの街はフィレンツェの支配下に落ちた。余談ながら、ヴェッキオ橋の上のヴァザーリの廊下の設計者として、あるいはフィレンツェのアカデミア美術学校の初代校長としても知られているヴァザーリはこのアレッツォの出身だった。
- 1404年、フィレンツェがかつての同盟の相手であるピサに戦いを挑んだ。その 2年後、ピサはフィレンツェの軍門に下った。
- 1411年、フィレンツェがコルトーナを征服した。
- 1421年、フィレンツェがリヴォルノをジェノヴァから購入し、トスカナ北部はフィレンツェの勢力圏となった。
- 1429年、フィレンツェとルッカが戦った。
- 1437年、ミラノ公がトスカナに侵入したが、フィレンツェ軍が阻止した。
- 1438年、再びトスカナに侵入してきたミラノ軍をフィレンツェが撃ち破った。
- 1498年、フランス王シャルル8世のイタリア侵入の余波によってフィレンツェからメディチ家が追放され、その混乱に乗じてピサが独立を回復した。
- 1509年、独立を回復していたピサをフィレンツェが再征服した。その戦いに置いては、マキャベリが組織したフィレンツェ市民軍の貢献が大きかった。
- 1512年、フィレンツェ市民軍がスペインと教皇庁の連合軍に敗れ、ソデリーニの共和政権が崩壊。フィレンツェにメディチ家が復帰した。
- 1537年、メディチ家のコシモ1世がフィレンツェ大公位を継承することを阻止すべく、名門ストロッツィ家などの反メディチ派が挙兵。しかし、コシモ1世が勝利を得て、やがてフィレンツェ大公となった。
- 1555年、メディチ家弟脈出身のフィレンツェ大公コシモ1世支配下のフィレンツェ軍がスペインと連携し、シエナを征服した。しかし、抵抗を続けるシエナの人々の一部はモンタルチーノにたてこもり、更に戦いを続けた。
- 1559年、シエナの残党が拠点としていたモンタルチーノをフィレンツェ軍が攻略し、フィレンツェとシエナとの戦いに終止符が打たれた。余談ながら、このモンタルチーノは、イタリアを代表する赤ワインであるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの産地でもある。
- 1569年、メディチ家のコシモ1世にトスカナ大公位が与えられた。
- 1815年、退位後のフランス皇帝ナポレオンが住んでいたエルバ島が、百日天下の後にトスカナ大公国に与えられた。
- 1847年、ルッカがトスカナ大公国に従属した。
- 1861年、トスカナ大公国が近代統一イタリア王国に併合された。
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