シエナでジェラートちょいと急ぎ足だったけど、シエナの色々を見て歩くことが出来たね。カンポ広場、マンジャの塔とプブリコ宮殿、大聖堂(ドゥオモ)などなど。
ふと気がつけば、街角にジェラート屋さん(上の画像)を発見。イタリアのジェラートは美味しいよね。というわけで、冷たくて美味しいジェラートを食べて気分一新だ。
シエナ歴史地区を取り囲む城壁さて、そろそろ時間だね。世界遺産となっているシエナ歴史地区を後にして、駅に向かおう。
その途中で見かけたのが、上の画像にある城壁だった。シエナ歴史地区を取り囲む城壁だね。この城壁は13世紀末に完成したものなんだそうな。この城壁はかなりの部分が今も残っているらしいよ。
シエナ駅から列車に乗って ・・・間もなくシエナ駅に戻ってきた。まずはコイン・ロッカーからスーツ・ケースを取り出す。予感はあったけれども釣り銭は出てこなかった。続いてシエナ駅の構内のカフェで昼食だ。チキン・カツのサンドイッチ、ハムをはさんだフォルカッチャ、ビールの大ジョッキ2杯。日本円で 1,400円ほど。イタリアは安くて美味い。素晴らしい国だよね。13時過ぎのエンポリ行きの列車に乗り込み、シエナ駅を出発する。30分ほどでポッジボンシ駅に到着するはず。そこからタクシーでサン・ジミニャーノまで行くという予定だ。憧れの街、中世の塔の街サン・ジミニャーノへ行くということで、家内は期待を膨らませている。(下の画像は列車の車窓から眺めた風景。)
ところで家内が何故にサン・ジミニャーノに行きたいのか。家内の説明によれば、以前に観たテレビ番組「スチュワーデス刑事」に登場した風景が良かったんだそうな。ついでながら、その番組で見た景色が良いということで、私たちはフランス東部ブルゴーニュ地方まで旅をしたこともある。テレビ番組に踊らされる私たちだね。
列車に乗り間違えた家内の憧れの街に刻一刻と近づく ・・・ はずだった。でも、30分経っても、1時間経っても、降りる予定の駅に到着しない。なんかヘンだ。隣の座席で本を読んでいる若い男性に尋ねてみた。「この列車はエンポリ行きですよね。」 「いや、グロセト行きですけど ・・・ 。」 列車に乗り間違えた。何か美味い乗り継ぎ方法はないかとトマス・クックのヨーロピアン・タイム・テーブルを調べる。が、妙案は浮かばない。シエナまで戻るしかないみたいだ。
仕方なく次の停車駅で列車を降りる。ホームの表示によれば、スティッチアーノという駅みたいだ。聞いたことも無い。トマス・クックのヨーロピアン・タイム・テーブルでも調べてみたけど、そんな駅は載っていない。しかも、駅員もいないみたい。無人駅みたいだ。
All rights reserved このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。 このサイトの運営は、あちこち三昧株式会社が行います。
|