古都ラヴェンナに現存する最古の建物 ネオニアーノ洗礼堂大司教館付属博物館で聖アンドレーア礼拝堂を見た後、再びドゥオモに戻ってきた。といっても、ドゥオモに入ろうというわけじゃない。その隣にあるネオニアーノ洗礼堂(下の画像)を目指しているんだ。
レンガで築かれた古風な八角形の建物。この建立が始まったのが4世紀末から5世紀初頭のこと。完成したのが5世紀末と考えられている。つまりは、イタリアの古都ラヴェンナでも現存する最古の建物と言われている。もちろん、ラヴェンナの世界遺産の一つとなっているよ。
ネオニアーノ洗礼堂の天井のモザイク画そんなネオニアーノ洗礼堂の中に入り、天井を見上げる。眼に入ってくるのは、下の画像にあるモザイク画なんだ。
このネオニアーノ洗礼堂の完成が5世紀末とされているんだけど、天井のモザイク画もその頃のものと考えられているんだそうな。
ネオニアーノ洗礼堂のモザイク画に描かれたキリストの洗礼上の画像にあるモザイク画の中央部分、十二使徒に囲まれた中央部分に描かれているのは、キリストの洗礼だよね。
上の画像はモザイク画の中のキリストの洗礼の部分なんだけど、中央に描かれているのがキリストだね。その左側が洗礼者ヨハネ。キリストの上には神の使者でもある鳩も見える。そして右端に見えるのは擬人化されたヨルダン川なんだそうな。
キリストの洗礼と十字架による処刑ヨルダン川でイエス・キリストが洗礼を受けたのは西暦26年頃と考えられている。その4年後の西暦30年にはゴルゴタの丘でイエス・キリストは十字架にかけられたわけだ。
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