東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア)」

60. フィレンツェからの帰路

旅の最後の朝食

いよいよ旅の 9日目。長いと思った旅も、とうとう最終日。昨日と同様にホテルの屋上でフィレンツェの眺めを楽しみながら旅の最後の朝食。

フィレンツェのホテルの屋上から眺めたヴェッキオ橋とボボリ庭園のカフェ(イタリア)

そんなホテルの屋上からヴェッキオ橋ヴァザーリの廊下を眺めていて気がついたんだけど、その向こう側に見えているのはボボリ庭園のカフェ(上の画像の青い矢印の先)だね。昨日はあのカフェでサン・ジミニャーノのワインを飲みながら。フィレンツェの眺めを堪能したんだ。なるほど、高台のあの場所にあるカフェならば、フィレンツェを眺めるのに最適だ。

フィレンツェから列車でボローニャに向かう

朝食を済ませたら、ホテルのすぐ下にあるヴェッキオ橋あたりを散歩。再びフィレンツェを歩く機会は来るんだろうか。

さて、時間だ。ホテルのチェック・アウトを済ませ、タクシーでフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に向かう。12時15分発のミラノ行きのES(下の画像の列車)に乗り込み、ボローニャに向かう。

フィレンツェから列車でボローニャに向かう(イタリア)

ちなみに、イタリアで ES というのは、ユーロ・スター・イタリアの略なんだ。豪華な長距離列車ではあるけれども、ロンドンパリを結ぶユーロ・スターとは全くの別物だね。

ボローニャでランチ

ボローニャ駅で列車を降りたのが13時過ぎ。5日ぶりのボローニャ、旅の前半を過ごしたボローニャでランチにしたよ。

ボローニャでランチ(イタリア)

ハウス・ワインの白、パルマ・ハム、モツァレラ・チーズのサラダ、キノコのリゾット、スパゲティ・カルボナーラ、イチゴのジェラート、最後にエスプレッソ。後で悔いが残らないように、イタリアを食べまくりのランチだね。でも、日本円で 4,000円ほどだったかな。

ボローニャからロンドンの自宅へ

ボローニャ駅前からタクシーに乗り、ボローニャ空港に到着したのが15時。タクシーの料金は 1,200円ほどだったかな。ここで、思わぬトラブルが発生。私たちがタクシーから降ろされたのがターミナル A。でも、出発便の掲示によれば私たちのフライトはターミナル B。慌ててスーツ・ケースをひきずりながらターミナルを移動する羽目になっちゃった。

無事にチェック・インを済ませれば、イタリアでの最後の買い物の時間だ。といっても、ボローニャ空港の免税店は小さく、品数も少ない。私たちが買ったのは、オリーヴ・オイル、バルサミコ、黒オリーヴのペースト、ドライ・トマトの瓶詰め、スパゲティを 2束、合計 4,500円なり。

イタリアの土産物の記念撮影

予定通りのフライトに乗り、ロンドンヒースロー空港に着陸したのが19時過ぎ。タクシーで自宅に戻り、恒例の土産物の記念撮影(上の画像)を済ませる。イタリアの土産物が盛りだくさんだね。というわけで、エミリア・ロマーニャとトスカナの旅も終わってしまった。美味しくて楽しいイタリアを満喫の旅だったね。また行かなきゃね。


フィレンツェに関する補足

フィレンツェに関しては、前回の旅行記も参考になるかも。下記の教会・美術館・博物館に興味のある方は、ちょいと寄り道してみてね。


旅行記「カンパーニャとローマ・ヴァティカン(イタリア)」



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