東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

エミリア・ロマーニャ と トスカナ (イタリア)
1999 年 6 月


58. フィレンツェ遠望

あまりにも力をいれてパラティナ美術館の中を見て歩いたものだから、早くも疲れちゃった。

というわけで、ピッティ宮殿の裏手にあるボボリ庭園をゆっくりと散歩でもしようじゃないの。

ボボリ庭園内のカフェ

ボボリ庭園の奥の斜面の一角に、見晴らしのよいカフェがある。そこで腰を降ろして、ちょっと休憩しよう。

ボボリ庭園内のカフェ 中に入ると係の男は私たちを奥のテーブルに案内しようとする。

おいおい、待てよ。テラスのテーブルが空いているじゃないか。せっかく見晴らしの良さそうな場所で休憩しようとしているんだから、テラスのテーブルじゃないとイヤだね。

と、ゴネた甲斐があって、テラスのテーブルを獲得。やはりね。眺めが素晴らしい !!

料理とワインとフィレンツェの風景

景色の良いテーブルに落ち着くことが出来た。しかも、ちょっと早いけどもうすぐ昼食の時間だ。更に、そよ風が気持ち良すぎる。せっかくだから、ここでお昼にしよう。

ついでに昼食 と考えているうちに12時になった。フィレンツェ市内の教会という教会から鐘の音が響いてくる。低く響く音、高く響く音、乾いた音 ... 。

鐘が鳴り終わるのを待って注文したのが、キノコのリゾット、トマトのブルスケッタ、そしてワインはサン・ジミニャーノのヴェルナッチア・ディ・サン・ジミニャーノ。料理とワインと素晴らしい眺め(下の画像)。こんな贅沢は他にはありませんなあ。

フィレンツェ遠望


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