東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第一部 ソレント・アマルフィ編

A15. ドン・アルフォンソ 1890 でディナー

いよいよレストランでディナー

さて、そろそろ準備を始める時間だ。今夜はミシュラン二つ星(かつては三つ星)のレストランでディナーだから、ちゃんと身支度をしたいよね。風呂に入って汗を流す。旅先の無精ヒゲもキレイにそり落とした。冷たいシャワーも浴びて汗を止める。それからディナー・ジャケットに着替える。

イタリア南部サンタガタにあるレストラン「ドン・アルフォンソ 1890」でディナー

泊まっている部屋を出れば、すぐ前に階段がある。そこを降りれば、そこがレストラン(上の画像)だ。案内されたテーブルに落ち着き、料理とワインを選ぶ。今日のワインは地元カンパーニャ地方の白ワインにしよう。

前菜の二品

さて、料理の登場だ。まずは下左の画像にあるベーコンと小エビとアーティチョークのサラダ。アーティチョークがベーコンと小エビのエキスを吸って美味しいこと。

イタリア南部サンタガタにあるレストラン「ドン・アルフォンソ 1890」で食べたベーコンと小エビとアーティチョークのサラダとアサリとズッキーニのタリオリーニ

続いては、上右の画像にあるアサリとズッキーニのタリオリーニ。この料理が絶品だった。上品な味付け、イタリアのパスタとしての完成度の極みかもしれないよ。

メインは真鯛のグリル

やがて登場してきたメインの料理は、下の画像にある真鯛のグリル。真鯛の切り身をズッキーニでくるんでグリルしてある。そのおかげでエキスを逃さず、しかも絶妙な焼き上がりだ。

イタリア南部サンタガタにあるレストラン「ドン・アルフォンソ 1890」で食べた真鯛のグリル

あっさりとした控え目なソースも真鯛をひき立ててくれたね。今夜のカンパーニャ地方の白ワインはかなりドライなものだったけど、それもこのメイン料理にはぴったりだった。

デザート

メイン料理に続いては、デザートの登場だ。下の画像の左上に見えるチェリーのパイには、その下に見えているチェリーのジェラートが添えられていたんだけど、これがさわやかで大変に結構。

イタリア南部サンタガタにあるレストラン「ドン・アルフォンソ 1890」で食べたデザート

更には上の画像の右下に見えているのがリコッタ・チーズのケーキ。ソレントでシーフード・リゾットを食べたのが遅かったこともあり、もうこんなに入らないよ ・・・ と思ったんだけど、さらっと胃袋に消えていった。それほど美味しかったんだ。

以上でディナーは終わりなんだけど、なんといってもピカイチは2皿目のアサリとズッキーニのタリオリーニだったね。もう一度この店に来る機会があれば、あの料理をメインに仕立てて食べたいもんだね。

そんなこんなでミシュラン二つ星のレストラン「ドン・アルフォンソ 1890」のディナーは素晴らしかった。テーブルの間隔も広く、落ち着いて食事を楽しむことの出来る店だったね。


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