東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第四部 ローマ・ヴァティカン編

D21. ローマのランチでスパゲティ・カルボナーラ

ローマのピッツェリアでランチ

今日は朝からヴァティカン美術館・博物館を数時間もかけて見て歩き、さすがに疲れ果てた。サンタンジェロ城近くのホテルに戻り、涼しい部屋で休憩し、ようやく気力が回復したよ。

イタリアの首都ローマのサンタンジェロ城近くのピッツェリア

そうなると次は空腹にがまんができなくなっちゃった。というわけで、ホテル近くの庶民的なピッツェリアに入った。夜になってローマに到着した昨日はミシュラン星付きのレストランでディナーだったし、今夜のレストランもミシュラン星付きなんだ。せっかくイタリアの首都ローマにいることだし、ランチくらいは気軽なピッツェリアで食べたいよね。(ピザの本場ナポリに行けば、ピッツェリアでも老舗の「ポルタルバ」や「ブランディ」なんて店もあるけどね。)

まずはクロスティーニ

ピッツェリアのテーブルに落ち着き、メニューを眺めて、料理をオーダーする。白ワインを飲みながら、まずはグリーン・サラダ。旅先ではビタミンを意識して摂取したいからね。

イタリアの首都ローマのピッツェリアで食べたポモドーロ(トマト)とモツァレラとフンギ(キノコ)のクロスティーニ

続いて登場したのが、上の画像にあるクロスティーニ。ポモドーロ(トマト)とモツァレラとフンギ(キノコ)のクロスティーニだね。この時クロスティーニというものを初めて食べたんだけど、つまりはイタリア風のピザ・トーストだね。食べやすくて、しかも美味しかったよ。

ローマで食べたスパゲティ・カルボナーラ

そしてメインはスパゲティ・カルボナーラ。このカルボナーラ(炭焼き風パスタ)は元々ローマの料理なんだそうな。その本場ローマのスパゲティ・カルボナーラ(下の画像)を食べるというのが嬉しいよね。

イタリアの首都ローマのピッツェリアで食べたスパゲティ・カルボナーラ

このローマのスパゲティ・カルボナーラなんだけど、生クリームは全く使ってなくて、濃厚で美味いこと。塩漬け豚もチーズも美味いし、スパゲティのゆで具合もさすがイタリアという出来だった。ナポリ元祖ピッツァ・マルゲリータも美味かったけど、本場ローマのスパゲティ・カルボナーラもいいね。

スパゲティ・カルボナーラに生クリームは不要だ

本場ローマのスパゲティ・カルボナーラの美味さが忘れられず、旅を終えてから調べてみた。日本で食べるスパゲティ・カルボナーラは殆どの場合に生クリームが使われているけれども、本来どうあるべきものなのか。

結論から言えば、本場ローマでは殆どのスパゲティ・カルボナーラに生クリームは使われてはいないらしい。が、生クリームを使う店も皆無ではないみたい。でもね、生クリームは使わないほうが絶対に美味しいと思うんだ。チーズの味も塩漬け豚(あるいはベーコン)の味も、生クリームが無い方が味わえるからね。

というわけで、我が家で家内が作るスパゲティ・カルボナーラには決して生クリームは使われないわけだ。


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