ローマのピッツェリアでランチ今日は朝からヴァティカン美術館・博物館を数時間もかけて見て歩き、さすがに疲れ果てた。サンタンジェロ城近くのホテルに戻り、涼しい部屋で休憩し、ようやく気力が回復したよ。
そうなると次は空腹にがまんができなくなっちゃった。というわけで、ホテル近くの庶民的なピッツェリアに入った。夜になってローマに到着した昨日はミシュラン星付きのレストランでディナーだったし、今夜のレストランもミシュラン星付きなんだ。せっかくイタリアの首都ローマにいることだし、ランチくらいは気軽なピッツェリアで食べたいよね。(ピザの本場ナポリに行けば、ピッツェリアでも老舗の「ポルタルバ」や「ブランディ」なんて店もあるけどね。)
まずはクロスティーニピッツェリアのテーブルに落ち着き、メニューを眺めて、料理をオーダーする。白ワインを飲みながら、まずはグリーン・サラダ。旅先ではビタミンを意識して摂取したいからね。
続いて登場したのが、上の画像にあるクロスティーニ。ポモドーロ(トマト)とモツァレラとフンギ(キノコ)のクロスティーニだね。この時クロスティーニというものを初めて食べたんだけど、つまりはイタリア風のピザ・トーストだね。食べやすくて、しかも美味しかったよ。
ローマで食べたスパゲティ・カルボナーラそしてメインはスパゲティ・カルボナーラ。このカルボナーラ(炭焼き風パスタ)は元々ローマの料理なんだそうな。その本場ローマのスパゲティ・カルボナーラ(下の画像)を食べるというのが嬉しいよね。
このローマのスパゲティ・カルボナーラなんだけど、生クリームは全く使ってなくて、濃厚で美味いこと。塩漬け豚もチーズも美味いし、スパゲティのゆで具合もさすがイタリアという出来だった。ナポリの元祖ピッツァ・マルゲリータも美味かったけど、本場ローマのスパゲティ・カルボナーラもいいね。
スパゲティ・カルボナーラに生クリームは不要だ本場ローマのスパゲティ・カルボナーラの美味さが忘れられず、旅を終えてから調べてみた。日本で食べるスパゲティ・カルボナーラは殆どの場合に生クリームが使われているけれども、本来どうあるべきものなのか。結論から言えば、本場ローマでは殆どのスパゲティ・カルボナーラに生クリームは使われてはいないらしい。が、生クリームを使う店も皆無ではないみたい。でもね、生クリームは使わないほうが絶対に美味しいと思うんだ。チーズの味も塩漬け豚(あるいはベーコン)の味も、生クリームが無い方が味わえるからね。 というわけで、我が家で家内が作るスパゲティ・カルボナーラには決して生クリームは使われないわけだ。
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