東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
サンクト・ペテルブルクの旅(ロシア)
1999年8月
20. マーケット
ライオン橋付近でタクシーは見当たらず、アレクサンダー・ネフスキー通りに向かって歩く。
途中でマーケットを見かけた。場所はセンナヤ広場。店舗は仮設だし、商品は少ない。しかし、ロシアに来て初めて見る活気だ。
なるほどねえ、ガイド・ブックではネフスキー通りが目抜き通りだと書いてあるが、それは外国人旅行者にとっての話。地元の人々にとっての目抜き通りは、少し奥に入ったところにあったんだ。
ピロシキ
センナヤ広場からサドーヴィヤ通りに抜ける。時刻はちょうどお昼時。
なんだか人だかりがしている。近づいてみれば、ピロシキ売りのおばちゃんだ。
今日の昼食はピロシキに決定だ。
「おばちゃん、ピロシキ四つね。」
「あいよッ、肉入りとジャガイモ入りでいいかい ??」
「うん、なんでもイイよ。いくら ??」
「四つで 15ルーブル(70円)だよ。」
「ほらよ。ありがとね。」
言うまでもないが、お互いに全く言葉は通じない。上の会話は、結果から推定されたものだ。
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会話はともかく、四つで 70円というのは安い。道ばたでピロシキにかぶりつく。美味い !! 丸い形の肉入りも、細長い形のジャガイモ入りも、どちらもホコホコであった。
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