東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

冬景色のトルコ
(1997年12月 - 1998年1月)


26. アヤ・ソフィア大聖堂に残るモザイク
(トルコ、イスタンブール)

かつてはビザンティン帝国随一の大聖堂だったアヤ・ソフィアも、15世紀半ばからはモスクになってしまった。博物館となった現在でも、一見したところはモスクの面影が強く出ているよね。

例えば、アヤ・ソフィア大聖堂の周囲に立つミナレット(尖塔)。例えば、アヤ・ソフィアの内部に飾られたコーランの言葉を記すアラビア文字。

アヤ・ソフィア大聖堂に見るビザンティンのモザイク画

アヤ・ソフィア大聖堂の南扉に残るモザイク(トルコ、イスタンブール) だけど、アヤ・ソフィアがかつてはキリスト教の大聖堂だったことを示すものを見ることも出来るんだ。

それが、建物のあちこちに残るキリスト教のモザイク画。かつては漆喰の中に塗り込められていたモザイク画なんだけど、数百年の歳月を経て、1931年に漆喰の中から発見されたんだ。

このモザイク画を見れば、このアヤ・ソフィアがかつてはビザンティン帝国随一のキリスト教の大聖堂だったことが納得できるね。

例えば、下の画像にあるモザイク画。「聖母マリアと洗礼者ヨハネの間に立つキリスト」と呼ばれているモザイク画なんだけど、やがて窓から差し込む日の光がキリストを再び照らし出しそうで、 ... 私の気に入りの画像なんだ。

アヤ・ソフィア大聖堂で見たモザイク「聖母マリアと洗礼者ヨハネの間に立つキリスト」(トルコ、イスタンブール)

関連書籍

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その他にもアヤ・ソフィア大聖堂の中では見事なモザイクを見ることが出来ます。興味のある方は、寄り道してくださいね

ラヴェンナ(イタリア)に残る
古代ローマ末期・ビザンティン時代のモザイク画

古代ローマ末期からビザンティン時代にかけてのキリスト教モザイク画は、イタリアのラヴェンナにおいても見ることが出来ます。

興味のある方は、旅行記「エミリア・ロマーニャとトスカナ(イタリア)」の中にあるラヴェンナのページを読んでくださいね。

ついでですから、ラヴェンナにある主なモザイク画の見所を、以下に挙げておきましょう。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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