東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

春のブルガリア
東欧(1997年5月)



05. 聖ペトカ半地下教会
(ソフィア、ブルガリア)

4世紀末に建てられた聖ゲオルギ教会がグルジアの古い修道院に似ていると前のページに書いたけど、ブルガリアとグルジアに共通するものをもう一つ発見した。

ブルガリアの象徴 ライオン

ブルガリアのライオン(ソフィア、ブルガリア) それが右の画像にあるライオン。ソフィア市内の建物の壁で見つけたんだけど、これはブルガリアの象徴なんだって。

興味深いことに、黒海の対岸にあるグルジアの象徴もライオンなんだ。しかも、その図柄が良く似ている。

そういう類似点は、きっと何かを語っているよね。古代には黒海を取り巻く諸国に共通する文化があって、環黒海文化圏が栄えていたとかね。

(ライオンをシンボルにしている国なんざ珍しくもないし、建物の形だって古代にはあんなのが普通やったんちゃう ??)




聖ネデリア教会 (ソフィア、ブルガリア)

聖ネデリア教会(ソフィア、ブルガリア) バルカン・シェラトン・ホテルの周囲には、聖ゲオルギ教会を筆頭に興味深い教会が集まっている。

右の聖ネデリア教会も、その形が面白いよね。かつては木造の建物だったらしいんだけど、1930年に石造で建て直されたんだって。

聖ペトカ半地下教会 (ソフィア、ブルガリア)

バルカン・シェラトン・ホテルの北西にある観光名所が、下の画像にある聖ペトカ(ピーター)半地下教会。オスマン・トルコ時代に建てられたんだけど、イスラム教のモスクよりも高い場所にあってはいけないということで、敷地を掘り下げて低い位置に建てられたんだそうな。

聖ペトカ半地下教会(ソフィア、ブルガリア)

ディナーは豚肉の串焼きと肉汁の炒飯

さて、ブルガリアでの初日も終わり、ホテルのレストランでディナーの時間。メニューはチーズのサラダ、豚肉の串焼き、肉汁のしみこんだ炒飯。なんといっても、豚肉の串焼きが美味い !! ちょっと固いんだけど、味はこってり。そのこってり肉の汁をたっぷりと吸わせた炒飯も私好みだねえ。

飲み物はブルガリアの赤ワイン。グラスに注いで一口飲んだときには、「 ??? 」だった。というのも、ちょっと妙なクセを感じたんだ。でもね、コッテリ味の肉と合わせるとなかなかの相性だった。いずれにせよ、ワインのボトル1本とビール4杯で飲み物代が16ドルっていうんだから、文句はないけどね。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


関連書籍

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