東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
春のブルガリア
東欧(1997年5月)
04. 聖ゲオルギ教会(聖ゲオルギオス教会)
(ソフィア、ブルガリア)
第一次ブルガリア帝国がキリスト教を受け入れたのが9世紀後半のこと。そんなに古いわけじゃないよね。
でも、チュルク系の原ブルガル(ボルガル)族が来る前の古代ローマ・ビザンチン帝国時代のブルガリアの人々は、既にキリスト教に改宗していたんだ。
4世紀末の聖ゲオルギ教会 (ソフィア、ブルガリア)
ソフィア市内には、4世紀末に建てられた聖ゲオルギ教会(右の画像)も残っている。(教会名となっている聖ゲオルギとは、すなわち聖ジョージあるいはセント・ジョージ。)
内部には、当時の壁画の一部も残っているらしい。但し、保存の為、内部に入ることが禁じられている。壁画を見ることも出来ないんだ。
続いて、下の画像は聖ゲオルギ教会の全容。その形から、「バラの教会」という別名もあるらしい。
上の画像の下のほうには、遺跡らしいものが写っている。この教会の周囲には、古代ローマ時代の遺跡が埋まっているらしいよ。
ついでながら、教会と遺跡の周囲に写っているのは、バルカン・シェラトン・ホテル。実は聖ゲオルギ教会は、シェラトン・ホテルの中庭にあるんだ。出入りは自由だから宿泊客じゃなくても教会を見ることは出来る。ちなみに、私達はシェラトン・ホテルに泊まっているんだけど、部屋からも聖ゲオルギ教会を見ることが出来る。
|