アルザス・ワインの街リクヴィールの周囲のブドウ畑リクヴィールのレストランでアルザス地方の名物料理シュークルートを食べ、心身ともに満足したところで、再びリクヴィールの街を歩き始める。そのリクヴィールの街はずれで見渡した風景が下の画像なんだ。向こうの丘に広がっているのはブドウ畑だね。
このリクヴィールの街は、アルザス地方の古い街並みや家々を残していることでも名高いけど、実はアルザス・ワインの生産地としてもヨーロッパ各地から観光客を集めているんだそうな。
リクヴィールの老舗のワイン業者 ヒューゲルそんなアルザス地方にあるリクヴィールも長いワイン作りの歴史を持っているんだそうな。11世紀には修道院がリクヴィールのワイン用ブドウ畑を持っていたらしい。(アルザス地方と同様に長いワイン作りの歴史を持つブルゴーニュ地方のジュヴレ・シャンベルタン村のブドウ畑の歴史でも修道院の存在が大きかったね。)アルザス地方においても、リクヴィールにおいても、昔から今に至るまで多くの人々がブドウ栽培やワイン作りに関与してきたんだろうね。その中でも特筆すべきはヒューゲル家の人々かな。(下の画像は、ついさっきリクヴィールのレストランで飲んだヒューゲル社のリースリングのエチケット。)
ヒューゲル家の人々は15世紀にはアルザス地方に住んでいたらしい。17世紀にはヒューゲル家の人々はリクヴィールに移ったんだそうな。そんなヒューゲル家の人々がリクヴィールでワイン作りを始めたのが西暦1639年のことだった。
リクヴィールの街にあるヒューゲル社のショップ中世の面影を残すリクヴィールの街には、長いワイン作りの歴史を持つヒューゲル社のショップがある。(下の画像はそのヒューゲル社のショップの看板。)
せっかくリクヴィールへ来ていることだし、お昼のランチの際に飲んだヒューゲル社の白ワインもとっても美味しかったことだし、このショップでワインを買ってロンドンの自宅に持って帰ることにしたよ。このヒューゲル社のショップにはお手ごろの価格のワインもあれば、貴重で高価なワインもある。せっかくだから、気軽なワインを何本も買うのではなくて、滅多に買えないワインを一本買ったよ。
アルザス地方に広がるブドウ畑から生み出されるワインヒューゲル社のワインを手に、再びリクヴィールの古い街並みを歩く。ところどころにあるワイン・グッズの店でワイン・クーラーなどを買って、更に荷物が増えちゃったよ。そして夕方。タクシーをさがす。が、タクシーは見当たらない。先ほどのヒューゲル社のショップの前にあった観光案内所で相談すると、近くの街からタクシーを呼んでくれると。リクヴィールの街の出口で待つことしばし。やがて到着したタクシーに乗り込み、コルマールへと向かう。その途中で眺めたブドウ畑が下の画像なんだ。
このアルザス地方で作られるワインのブドウ品種は、ブルゴーニュやボルドーなどとは違っている。皆無とは言わないまでも赤ワインの生産はとっても少なくて、白ワインがほとんどなんだそうな。
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