ニースのシャガール美術館に到着フランス南部コート・ダジュールの岩山の上の鷲の巣村エズの路地での迷子を楽しみ、そのエズ村のレストラン「シャトー・エザ」で地中海を眺めながらランチを食べた。
が、今日のミッションはまだ終わっていないんだ。レストランで呼んでもらったタクシーに乗り込み、岩山の上のエズ村から海辺のニースに戻り、やって来たのはシャガール美術館(上の画像)だった。
シャガール美術館で見たモザイク画シャガール美術館と言えば、旧約聖書をテーマに描いた一連の絵画いわゆる「聖書のメッセージ」が名高いよね。でも、ここでは他にも色々なシャガールの作品を見ることができるんだ。
例えば、上の画像はモザイク画。「預言者エリア」がテーマなんだそうな。ユダヤ人(このロシア出身の画家マルク・シャガールもユダヤ人だった)においては、エリアはモーゼに次ぐ偉大な預言者だったらしい。
シャガール美術館で見たステンド・グラスシャガールはステンド・グラスの作品もあちこちに残している。エルサレム、ニューヨーク、フランスなどなど。そして下が画像はシャガール美術館で見たステンド・グラス。青が印象的だね。
ステンド・グラスの青といえば、シャルトル・ブルーだよね。パリから鉄道で1時間ほどで行けるシャルトルの街にあるシャルトル大聖堂のステンド・グラスだね。シャガールはそのシャルトル大聖堂のステンド・グラスを熱心に研究したんだそうな。
シャガール美術館で聖書のメッセージそしてシャガール美術館のメイン・イベントは、シャガールが旧約聖書の世界を描いた連作「聖書のメッセージ」。下の画像は、そんな聖書の世界を描いた作品が並べられた様子なんだ。
ちなみに、シャガールは自身の連作「聖書のメッセージ」をフランスに寄贈したんだけど、それを受け取ったフランス政府が西暦1973年に設立したのが、このニースのシャガール美術館だった。では、次のページからそのシャガールが描いた旧約聖書の世界を見ていくかな。
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