アーサー王 と コーンウォール・デヴォンの略年表

5. その後

• 9 世紀末、ウェセックス王国のアルフレッド大王が、侵入するヴァイキングを食い止めた。しかし、イングランド北部はヴァイキングの支配（デーン・ローの成立）に委ねざるを得なかった。
  
  
• 10 世紀半ば、ウェセックス王国のエドガー王の時代に、イングランド北部のヴァイキング支配地域を服属させた。ここに初めて統一イングランド王国が成立したと言える。
  
  
• 1016年、デーン人の王子クヌートがイングランドを征服し、イングランド王となった。
  
  やがてクヌート王は、デンマークとノルウェーの王位を得、北海全域に及ぶ王国を築いた。
  
  
• 1042年、ノルマンディに亡命していたウェセックス王家のエドワード（アングロ・サクソン系最後のイングランド王エドワード懺悔王）が帰国し、アングロ・サクソンのイングランド王国が復活した。
  
  
• 1066年、ノルマンディー公ウィリアムがイングランドを征服（ノルマン・コンクウェスト）。
  
  
• 18世紀、ケルト系ブリトン語の一つであるコーンウォール語が消滅した。
  
  現代まで生き続けるケルト系の言語には、ゲール語（あるいは）ゴイデル語から派生したものとしてアイルランド・ゲール語、スコットランド・ゲール語、マン島語、ブリトン語から派生したものとしてウェールズ語、ブルトン語（フランスのブルターニュ地方）がある。

関連書籍 参考になる・・・かもしれない本を探してみました。（本の題名をクリックすれば詳細が表示されます。） 『アーサー王伝説』 アンヌ・ベルトゥロ／創元社 『図説 アーサー王百科』 クリストファー・スナイダー／原書房 『イギリス中世史 - 大陸国家から島国国家へ』 富沢霊岸／ミネルヴァ書房 『イギリス ナショナル・トラストを旅する』 横川節子／千早書房 『イングランド「ケルト」紀行 - アルビオンを歩く』 武部好伸／彩流社

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