オビドスの街の白壁の家々戦いの時代に築かれた城壁に囲まれたオビドスの街なんだけど、その街並みは可愛いかったりする。
上の画像に見えるように、石畳の道の両側には白壁の家々が並んでいる。そんな街並みを眺めながら、観光客は土産物屋さんに入ったり、カフェで絞りたてのオレンジ・ジュースを飲んだり。
テラコッタの壺に植えられた花に飾られたオビドスの街並み丘の上の城壁の街オビドスには、ちょいとした石段も多いんだ。そんな石段は、必ずと言って良いほどテラコッタに植えられた花々に飾られている。石畳の道の両側の白壁の家々も花々に飾られていたね。
こんな可愛いオビドスの街が、中世の服装をした人々や中世の食べ物などでいっぱいになるのが7月なんだそうな。毎年7月には、このオビドスで中世の市場を模したイベントが開催され、多くの観光客が集まるらしい。
オビドスの街角のアズレージョシントラの王宮やケルス宮殿でも多くのアズレージョを見たけれども、このオビドスの街角もアズレージョ(下の画像)で飾られていたよ。
このポルトガルやスペインで見られるアズレージョ(絵柄タイル)は、8世紀に侵攻してきたイスラム教徒の影響で発達したものらしい。大航海時代のポルトガル王マヌエル1世は、スペイン南部アンダルシア地方の街セビリアで焼かれたタイルを輸入したこともあるんだそうな。その頃のポルトガルのアズレージョは、多くの色彩を使ったタイルで壁面をタペストリーのように装飾したらしい。
オビドスの街角のアズレージョの下のレース編みのおばあちゃんところで、上の画像にあるアズレージョの下では、おばあちゃんがレース編みをしていた。出来上がったレース編みを観光客に売っているみたい。そのおばあちゃん、私がカメラを構えると自分のレース編みを広げてポーズを取るんだ。それが下の画像なんだけど、愛嬌だけじゃなくて商売っ気もたっぷりのおばあちゃんだね。
せっかくだから、そのアズレージョの下のおばあちゃんからレース編みのテーブル・センターを買ったよ。日本円にして1800円ほどだったかな。そのレース編みと土産物屋で買った絵葉書が中世の城壁の街オビドスのお土産だね。
All rights reserved このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。 このサイトの運営は、あちこち三昧株式会社が行います。
|