東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

冬景色のトルコ
(1997年12月 - 1998年1月)


33. エジプト・バザール (トルコ、イスタンブール)

今日の昼食のレストランは、ウスクダル(あるいはユスキュダル)にあった。ウスクダルというのは、イスタンブールのアジア側の中心地だ。かつての名前は「スクタリ」と言ったらしい。昔の日本で流行った歌謡曲では、「ウスクダラ」と歌われていたらしいよ。

今日の昼食の内容なんだけど、非常に癖のある酸味の強いチーズ、焼きたてのパン、サラダ、チキン・ケバブ。チーズもパンも料理も美味しい。

ところが、残念なことに、ラマダン期間中だからアルコールは出せないとレストランの係が言うんだ。このチキン・ケバブはビールと合いそうなのに ... 。しかし、考えてみれば少しばかりラマダンの不自由を味わうのも、イスラム教の国トルコならでは経験だもんね。今日は我慢するか。

エジプト・バザール(トルコ、イスタンブール)

エジプト・バザールの入り口(トルコ、イスタンブール) イスタンブールのアジア側からヨーロッパ側に戻ってきた私達のバスが停車したのは、金閣湾沿いのガラタ橋の近く(右の画像)。楽しみにしていたエジプト・バザールは目の前だ。

右の画像に写っているトンネルの入口に入っていけば、そこが「エジプト・バザール」(トルコ語では「ムスル・チャルシェスウ」)なんだ。

但し、エジプト・バザールの中にはスリが多いから、気をつけなきゃいけないらしいよ。

関連書籍

参考になる・・・かもしれない本を探してみました。(本の題名をクリックすれば詳細が表示されます。)




エジプト・バザールのスパイス屋

エジプト・バザールのスパイス屋(トルコ、イスタンブール) エジプト・バザールでの私達のお目当ては、各種のスパイス。

かつて、インドやエジプト経由で輸入される物品の市場だったエジプト・バザールでは、今でも多くの種類のスパイスや生薬が売られているんだ。

エジプト・バザールのスパイス屋の若い少年店員(トルコ、イスタンブール) 結局、エジプト・バザールでの我が家の買い物は、スパイス各種、サフラン、干しイチジク、アップル・ティー、ハイビスカス・ティーなどなど。

大漁ですな。しかも、とっても楽しかった。イスタンブールで買い物をするならば、グランド・バザールよりもエジプト・バザール !! 規模は少し小さいんだけど、生のトルコを感じることができるよ。

ちなみに、大量のスパイスを買って帰る場合には、真空パックのできる店を選ぶのがポイント。干しイチジクだって、真空パックにしておけば、日持ちが違うからね。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


次のページ

前のページ
旅行記 「冬景色のトルコ」 の日程表に戻る
旅のインデックス(国名順)に戻る
「ヨーロッパ・ミソラン・ガイド」へ行く
このサイトのトップ・ページへ行く




姉妹サイト 「イタリア三昧+マルタ」



イタリアとマルタに興味のある方は、姉妹サイト「イタリア三昧+マルタ」をチェックしてみてくださいね。ローマフィレンツェナポリピサアマルフィなどイタリア各地、マルタ島とゴゾ島の入門編聖ヨハネ騎士団にゆかりのマルタを尋ねた旅行記を集めました。


姉妹サイト 「ヨーロッパの歴史風景」



ヨーロッパに興味のある方は、この「ヨーロッパ三昧」の姉妹サイトである「ヨーロッパの歴史風景」(先史・古代編中世編近世編近代・現代編)にも行ってみてくださいね。


Copyright (c) 2001 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。