ブリュッセルのレストランでディナーアントワープから列車でブリュッセルに戻り、ホテルの部屋でしばし休憩。やがてホテルの前からタクシーに乗り、グラン・プラス近くまでやって来た。レストラン「メゾン・デュ・シーニュ」に入ったのが20時だったかな。昨夜もこの店でディナーを楽しんだんだけど、料理もワインも美味しかったから、今夜もまたここで食事をしようというわけだ。今夜の前菜に選んだのは、家内も私も生牡蠣。続いて家内のメインはオマール。私のメインはタルボットとヒラメのカスレ。ワインは前菜にはシャブリのハーフ(下の画像がそのエチケット)。メインに合わせたワインはムルソーとした。頃合いを見計らってやってきた頑固爺さんのソムリエもそれで大丈夫とのこと。合格点をもらえたみたい。
やがて登場してきた生牡蠣にレモンをしぼり、まずは最初の一口。美味いなんてもんじゃない。最高。そして冷えたシャブリを一口。口の中で不思議な化学変化が起きて、生牡蠣もワインもどちらも美味さが増す。どちらもしっかりとした味のあるものだから、その化学変化も強烈だね。半端な生牡蠣や半端なシャブリではこうはいかないよね。
ブリュッセル名物の小便小僧雨はまだ降り続いていた。が、せっかくだから少し歩いて見に行ったのが、ブリュッセル名物の小便小僧(下の画像)だった。
シンガポールにあるマーライオン、コペンハーゲンにある人魚姫、そしてこのブリュッセルの小便小僧は「世界三大がっかり」とも言われているんだそうな。その評価に納得した家内の感想によれば、小便小僧はあまりに小さいとのこと。でもね、この小便小僧が大きければ、ちょいと不気味だと思うんだけどね。
ブリュッセルの小便小娘小便小僧から少し歩いてグラン・プラスを過ぎ、横丁に入る。そこで見ることができるのが、下の画像にある小便小娘の像。
小便小僧の彼女なのかと思ったんだけど、制作されたのが西暦1985年とのこと。ブリュッセルの最年長の市民とされる小便小僧とはちょいと歳の差があるね。でも、今どきはその程度の歳の差を気にしちゃいかんのかもしれないけど。
セルクラースの像グラン・プラスのすぐ近くには、多くの観光客が訪れる像がもう一つある。それが下の画像にあるセルクラースの像なんだ。
西暦1355年にブラバント公が亡くなった後、フランダース伯が兵を起こしてブリュッセルの街を占領してしまった。でも、このセルクラースに率いられた人々が西暦1356年に街の城壁をよじ登り、フランダース伯の兵を打ち破った。そのおかげで亡くなったブラバント公の娘とその夫がブリュッセルに入城することができたんだそうな。
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