ストラスブールを流れるイル川のほとりを歩いてプチ・フランスストラスブールを流れるイル川のほとりを歩き、白鳥や子犬たちと出会い、やがて下の画像に見える橋が近づいてきた。
この橋を超えれば、もうすぐストラスブールでも人気のスポットとなっているプチ・フランスに到着する。
ストラスブールのプチ・フランスそして下の画像がプチ・フランスの風景なんだ。ストラスブールを流れるイル川はいつかの流れに分かれているんだけど、その中州に発展したのがプチ・フランス地区だった。水を必要とするなめし革職人、粉ひき屋、漁師などが住んでいたんだそうな。
上の画像でもわかるように、ストラスブールのプチ・フランスにはアルザス地方ならではの木組みの家々が並んでいるんだけど、16世紀から17世紀の建物も残っているらしい。そんなわけでこのプチ・フランスを含むストラスブールの旧市街はユネスコの世界遺産にもなっているんだそうな。
どうして、プチ・フランス ・・・そんなわけで、ストラスブールの中でもプチ・フランスは人気の観光スポットにならざるを得ない。当然ながら、下の画像のように多くの観光客がやってくるわけだ。(下の画像はこのサイトの読者である Kaoringo さんから戴いたもの。有り難うございます。)
でも、どうしてこの地区はプチ・フランスと呼ばれるのかな ・・・ 。コルマールにある水辺の地区がイタリアの水の都ヴェネツィアにちなんでプチ・ヴェニス(リトル・ベニス)と呼ばれるのはわかるよね。でも、フランスが水の国だなんて聞いたこともないし、この地区がフランスの首都パリに似ているわけでもないし ・・・ 。
このストラスブール近くには、20世紀に入ってもフランス軍部隊が駐屯していた。その駐屯していた兵士たちの中には、小説「星の王子さま」の作家サン・テグジュペリもいたらしい。彼はその頃は軽騎兵部隊に所属していたんだけど、自費で飛行機の操縦を学び、後に空軍部隊に移ったらしい。
ストラスブールのクヴェール橋プチ・フランスから更に歩いてやって来たのは、下の画像にあるクヴェール橋。13世紀前半に築かれた橋なんだそうな。そのクヴェール橋を架ける時に4本の塔も建てられたらしい。(下の画像では塔は1本半しか見えていないけどね。)
ちなみに、元々のクヴェール橋は木造だったらしい。石橋になったのは19世紀のことなんだそうな。
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