モンマルトルの丘で絵を描く画家モンマルトルの丘といえば、画家が頭に浮かぶでしょ。今でもパリに来てモンマルトルの丘を歩けば、下の画像のように絵を描いている画家がいたりするんだ。
モンマルトルの丘に画家たちが集まるようになったのは、フランス皇帝ナポレオン3世統治下の19世紀の半ばだったらしい。前のページにも書いたけど、かつてモンマルトルの丘にはブドウ畑が広がっていた。モンマルトルはフランスの首都パリに近い田舎だった。そんな田舎の絵になる田園風景を求めて、画家たちがモンマルトルに来たんだそうな。
モンマルトルの安アパートと貧乏画家たちブドウ畑のような絵になる田園風景があるだけじゃなかった。フランスの首都パリの外(今はパリ市内だけど、当時はパリの外だった)にあるモンマルトルには、都会のパリよりも家賃の安いアパートなどもあり、貧乏画家たちには暮らしやすい場所だったらしい。
そんなわけでモンマルトルには数え切れないほどの画家、そしてその他の芸術家たちが集まったらしい。ダリ、モディリアーニ、ピカソ、ルノアール、ドガ ・・・ などなど。
モンマルトルの変貌多くの画家や芸術家が集まったモンマルトル。でも、時代と共に変わっていくよね。20世紀に入ると、モンマルトルの丘は高級住宅地になったらしい。ブドウ畑も消えていき、絵になる田園風景は無くなり、アパートの家賃は高くなった。しかも、モンマルトルの丘には多くの観光客も来るようになったんだそうな。
そんなわけで、画家や芸術家たちはモンマルトルから他の場所(例えばモンパルナスなど)へ移って行ったらしい。
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