東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

パリに住んだ ・・・ つもりの 9日間 (フランス)

パリからロワール、ノルマンディー、シャルトルまで

47. ユーロ・スターの列車でロンドンに到着

再びパリ北駅に戻ったユーロ・スターの列車

小さな駅で停まってしまったユーロ・スターの列車。いったい何が起こったんだろうか。

やがてアナウンスがあった。まずはフランス語、続いて英語。列車のパンタグラフが故障したらしい。しばらくは修理を続けるが、直せない場合はパリ北駅に戻る ・・・ という。

フランスの首都パリのパリ北駅から乗り込んだユーロ・スターの列車が再びパリ北駅に

そして1時間後。私たちを乗せたユーロ・スターの列車は、再びパリ北駅(上の画像)に停車。つまりはパンタグラフの故障の修理が出来なかったわけだね。

そして大移動が始まった。ホームの反対側に停車している車両に向かって、全ての乗客に移動の指示が出たんだ。現在の座席と同じ座席に座れという指示だった。なんとも珍しい経験をさせてくれるもんだ。こんな経験は後にも先にも無かったよ。

ユーロ・スターの列車から眺めたノルマンディーの風景

結局、2時間の遅れでパリ北駅を発車。やがて列車はフランス北部のノルマンディーの平原を突っ走る。今度こそロンドンに到着することが出来そうだね。

フランスの首都パリのパリ北駅から乗り込んだユーロ・スターの列車から眺めたノルマンディーの風景

それにしてもお腹が空いた。トラブルのせいで昼食が出てきたのは15時だった。もし私が餓死したら、ユ−ロ・スターのせいだ。

イギリスの首都ロンドンに到着

結局、イギリスの首都ロンドンに到着したのは17時15分。ロンドン・アイ(下の画像)が私たちを見下ろしていたよ。

フランスの首都パリのパリ北駅から乗り込んだユーロ・スターの列車から眺めたロンドン・アイ

但し、上に書いた17時15分というのはフランス時間だ。時計を1時間遅らせて、イギリス時間の16時15分に到着。ウォータールー駅からタクシーに乗り、自宅に到着したのは17時半。とっても楽しく、充実した9日間だった。満足の極みだね。

ちなみに、ユーロ・スターが開通した当初、ロンドンでの発着駅はウォータールー駅だった。でも、西暦2007年からはロンドンでの発着駅はセント・パンクラス駅に変わっている。間違えないように気をつけてね。

パリを歩く - 補足

別の機会に歩いたパリのページも補足の為に作ったんだ。ついでに読んでみてね。

旅行記「世界遺産 モン・サン・ミシェルの旅(フランス)」の中にもパリを歩くページがあるんだ。そちらも読んでみてね。


次のページは 「48. ヴェルサイユ宮殿 (パリ 補足)」



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