またもやマドリッドでバルのはしごセゴビアの水道橋やアルカサルなどを見て歩き、バスに乗り込んでマドリッドに戻ってきた。今日の夕方のフライトでロンドンに戻る予定なんだけど、まだちょいと時間がある。というわけで、スペインの首都マドリッドのバルのはしごを始めた。
エスパニア広場からプエルタ・デル・ソルまで急ぎ足で歩いて10分あまりで到着。そこからバルのはしごを始めたんだ。一昨日の夜も昨夜もこうしてマドリッドでバルを食べ歩きしているから、さすがに要領よく回れる。しかも、バルの連中も私と家内の顔を覚えてくれたらしい。カウンターの向こうから元気の良い声で「オラ」と挨拶をしてくれたよ。
スペインの土産物の記念撮影マドリッドのバルを堪能し、やがてバスに乗り込んでマドリッドの空港へ。飛行機が離陸したのは18時過ぎ。タクシーでロンドンの自宅に帰りついた時には21時を回っていたよ。まずは洗濯物を洗濯カゴに放り込む。続いてスペインで買った土産物を陳列して記念撮影だ。
短い旅にもかかわらず、あれこれ買ったもんだ。スペインのワイン、大好きな生ハム(ハモン)、缶詰のアンギラス(うなぎの稚魚)やウニ、ドン・キホーテのデザインのシャツ、絵葉書、それに靴まで。これでしばらくはスペインを楽しめるというわけだ。
スペイン内戦の勝利者にして独裁者フランコ総統スペインのワインも缶詰のアンギラスも飲んで食べてしまえば無くなっちゃうんだけど、ずっと私のお宝になっているのが、下の画像のコイン。
ヨーロッパの新しい通貨ユーロの導入前のスペインのコインなんだけど、描かれているのはフランコ総統なんだ。ピカソに「ゲルニカ」を描かせたスペイン内戦の勝利者でスペインに独裁体制を築いた人物だね。
王政復古によって即位したスペイン国王フアン・カルロス1世西暦1931年、スペインで革命が起こり、国王アルフォンソ13世は亡命してイタリアの首都ローマへと逃れた。そのローマで西暦1938年に生まれたアルフォンソ13世の孫が、フアン・カルロス1世だった。西暦1975年、スペインの独裁者フランコ総統が亡くなり、王政復古によって国王に即位したのがこのフアン・カルロス1世だった。
上の画像はスペインの王政復古の年、つまり西暦1975年に発行されたコインなんだけど、描かれているのは国王フアン・カルロス1世の横顔だね。このコインも私のお宝の一つとなっている。
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