ローマにあるミシュラン星付きのレストラン「ラ・ペルゴラ」ポポロ広場に面して立つ美術館のようなサンタ・マリア・デル・ポポロ教会で、ベルニーニのハバククとダニエルなどの作品を見終わり、タクシーでホテルに戻る。部屋で風呂につかって汗を流し、最後に水シャワーを浴びる。体温を下げておかないとディナー用のジャケットを着込んでから汗が出てくるからね。なんせ、今回の旅ではこれが最後のディナー。しかも、ミシュランの星付きのレストラン。気合が入っている。(私たちがディナーを楽しんだ時点ではこの店はミシュラン二つ星だった。でも、後に三つ星になったみたい。)
ホテルの前で再びタクシーに乗り込み、ローマ郊外の高台の道を登る。やがて到着したホテルの最上階へ。そこに今夜のレストランがある。
ローマを見渡す高台のレストランのテラス到着したレストラン「ラ・ペルゴラ」で案内されたのは、下の画像にあるテラスのテーブル。ローマの高台にあるホテルの最上階、しかもテラスの席。ディナーを楽しみながらローマの眺めを満喫するという趣向だね。
もちろん、このテラスで食事が出来るのは、暖かい時期だけだろうね。高台にある上にホテルの最上階だから、冬には寒くて食事も出来ないと思うよ。イタリアの冬は意外に冷えるからね。でも、今は暖かい6月。しかも今日は青空。テラスの居心地は最高だよ。
レストランから眺めたヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂お腹は空いている。すぐにでも料理を注文してディナーを始めたいよね。でも、このレストランのテラスの席からのローマの眺めが素晴らし過ぎる。景色に眼が奪われて、料理を選ぶことも出来ないよ。
例えば上の画像はヴァティカン方面だね。画像の右手に見えているドームは、サン・ピエトロ大聖堂の上のミケランジェロのクーポラ(円屋根)だね。今日は朝からヴァティカン美術館・博物館とサン・ピエトロ大聖堂をじっくりと見て回ったんだ。まさにあのあたりを歩いていたんだね。
ヴェネツィア広場とフォロ・ロマーノを眺めたヴァティカンから視線を左に移す。下の画像に見えているのは、ヴェネツィア広場やフォロ・ロマーノあたりだ。(明日もローマ市内を歩くんだけど、フォロ・ロマーノを見に行くかな。)
上の画像の右手に見える白っぽい巨大な入れ歯のような建物は、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念館だ。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世というのは、長く分裂していたイタリアを西暦1861年に再統一した統一イタリア王国の初代国王なんだ。(但し、そのイタリア王国がローマを占領したのは西暦1870年のことだった。)
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